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「歯医者が苦手で歯が痛くても治療に通えない」「嘔吐反射で治療ができない」「歯がボロボロになりすぎて歯を見せるのが恥ずかしい」など、歯科医院には毎日いろんな理由で歯がボロボロになってしまった方がお越しになられています。
その中には「もっと早くに来たかった」けど「歯医者に口の中を見られるのが恥ずかしい」「怒られそう」などの理由で治療に踏み切れなかったという方が多くいらっしゃいます。
しかしそんな心配は御無用です。私たち歯科医師はどんな状態でもそこから良くすることが仕事です。少なくても当院の歯科医師は、「何とかしてあげたい」と奮起することはあっても、怒ったり笑ったり、患者さんを咎めたり辱めるようなことはいたしません。まずは安心して相談にお越しください。
たくさんのむし歯があったり、むし歯で根だけ残ってしまっている状態や、歯周病で多くの歯がグラグラしたり抜けてしまったり…、「困っているけどなかなか歯医者に行けない」という方、そんな方ほど歯医者に来て欲しいと、少なくとも私達は考えています。
歯がボロボロになってしまった患者様に、いつも私達がお伝えするのが「どれだけ悪くても怒るようなことはありません」「どんな状態でもこれ以上悪くならないよう、今より良くするのが私達の仕事です」という2点です。どれだけボロボロになっていても恥ずかしがる必要も、「怒られる」とご心配される必要もありません。私達はそんな状態の患者様を毎日のように診て、少しでもよくするために治療することが役目です。大切なのは良くなりたいという思いです。まずは勇気を出して、ご相談だけでもお越しください。
歯がボロボロになる方には、いくつか理由があります。
など様々ですが、一つだけ共通していることがあります。それは「歯医者に行っていない」こと。もちろん、歯医者に通っているのに虫歯ができたという方もおられるかもしれませんが、それでも定期的に歯科に通う方は、「ボロボロ」になることは考えにくいです。ボロボロになるのを防ぐ、ボロボロになった歯を良くするには、歯医者に通って頂く必要があります。
歯がボロボロになるのは、何らかの疾患が影響しています。2016年に行われた歯科疾患実態調査によると、歯を失う原因は1.歯周病(37.1%)、2.むし歯(29.1%)、3.破折(17.8%)となっています。では、なぜこれらで歯を失うことになるのでしょうか。
歯周病 | 歯周病は進行を伴う感染症です。歯周病はサイレント ディジーズ(沈黙の病気)とも呼ばれるほど初期には症状が見えないため、気がつけば進行が進み、手がつけれない状態にあることもあります。 |
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むし歯 | 歯周病と同じく進行する感染症です。1本の歯が虫歯になれば、その歯は時間と共に進行によって歯質が溶かされ、その菌が他の歯に感染し、同じく時間の経過とともに悪くなっていきます。 |
不正咬合 | 悪い咬み合わせが原因で、特定の歯に力が加わり続けることで歯が割れたり、手入れが困難な歯並びによる清掃不良がむし歯や歯周病が進行してしまいます。 |
歯がぼろぼろになってしまった場合、主に上の3つに対する処置が必要となります。「治療できるむし歯は治療して」「歯周病の進行を止めて」「抜けてしまった歯の治療を行う」、この3つを状態に応じて行う必要があります。
虫歯や歯の欠けで、歯冠部分が大幅に失われていても、歯根という歯の根っこの部分が残っていれば、被せ物の治療で歯冠を修復することができます。
歯の根の治療は神経を取ったり、根管を清掃するという処置が必要なため、通院回数は膨らむ可能性が高いです。しかし、天然の歯を残せるのであればそれに超したことはありません。
ただし、残根(歯茎の中に埋まっている残った根の部分)が10mmを切ると、抜歯となります。ただし、両隣の歯の根が残っていれば、入れ歯・インプラントに加え、ブリッジという両隣の歯を土台にして欠損部の上に連結した歯を並べることもできます。
歯周病で歯が抜けたり抜歯適応となってしまったり、C4以上の虫歯で抜歯となる場合、歯を失った後にそのままにすることはできません。そのままにしていると顎の骨はどんどん吸収され、徐々に咀嚼への影響も現れ始めます。
歯の欠損に対する治療の一つが、入れ歯治療です。ブリッジは両隣の歯が必要であり、インプラントは費用が嵩むため気軽に選べる治療ではないかもしれません。
入れ歯には、部分的な欠損に対する部分入れ歯と、全ての歯を失った方向けの全部床入れ歯(総入れ歯)があります。また、自由診療には、しっかり噛めてとれにくい精密義歯や、金属を使った耐久性の高い義歯、部分入れ歯なのに金属のフック(クラスプ)がないものなど、様々な義歯があります。
自由診療にはなりますが、チタン製の人工歯根を歯の根の代わりに埋入し、その上に歯冠を立てるインプラント治療を全顎的に行うことも可能です。
人間の歯は、一般的に親知らずを除く片顎14歯ずつで咬み合わせを作っています。しかし、一般的に全顎治療では12歯で咬み合わせを作ることが多くなります。これはインプラントを埋入する骨幅を確保すること、より安定性をもたせるため、顎への負担を抑えるためでもあります。しかし、フルマウスインプラント治療と言っても12歯のインプラントを埋入するわけではありません。
通常は片顎9本のインプラントを埋入し、ブリッジの技術を用いて12歯の咬み合わせを作ります。
全ての歯を失った方や抜歯が必要な方に対し、フルマウスインプラントより費用や期間を抑えることができる、インプラントを使った全顎治療にオールオン4という治療があります。
オールオン4は片顎4〜6本のインプラントを埋入し、その上に全ての歯を並べる治療です。
治療期間は半年程度で、治療回数も5〜7回程度、フルマウスインプラントに比べると片顎200万円前後の費用軽減が可能です。
歯がボロボロになってしまう方の中には、むし歯・歯周病以外に「咬み合わせ」の問題がある場合があります。
例えば、咬み合わせが原因で特定の歯に咬合力がかかり、ダメージの蓄積から歯にヒビが入り、そこからむし歯菌が入り込んでしまったり、「開咬」や「反対咬合」という不正咬合に当てはまる場合は、咬み合わせが原因で歳とともの歯が悪くなってしまう場合もあります。
そして、1本の歯を失うと、これまでその歯と支え合ったり噛み合っていた歯が、支えや噛み合わう相手をなくしてしまい、横に倒れてきたり上下に伸びたようになってしまいます。これが咬合崩壊という、咬み合わせが壊れる初期段階で、1本の欠損歯を放っておくと、咬み合わせがおかしくなり、複数の歯に影響が及んでしまいます。
これを咬合崩壊と言い、たった1本の欠損がきっかけとなり起こる怖い咬み合わせの疾患です。
歯がぼろぼろになってしまう人は、悪くなっていく段階で「治療をしなければ」という思いが必ず起こっているはずです。
しかし、悪くなるほど「こんな状態を歯医者に診られるのは恥ずかしい」「怖い」という思いから、結局痛みや不具合を我慢してしまい、結果として更に悪くなるという負のループを繰り返しがちです。
私達歯科医師にとって、悪くなったお口を見ることが何ともなくても、患者様にとってはそうとは聞いても嫌なものだというのも理解できます。
それならばいっそのこと、相談のつもりでお越しになられてはいかがでしょうか?その上で勇気が出たらお口の中を診させて頂き、できそうなら治療まで進んでみてはいかがですか?当院はそれでも問題ありません。
どうせいつかは治療にいくなら、今は相談のつもりでお越しください。できることから始めていきましょう。
むし歯や歯周病、咬み合わせの問題などで歯がボロボロ、多くの歯を失ってしまった場合、単に1本1本を治療するだけではなく、咬み合わせを考えた全顎的治療(フルマウス治療)を検討する必要があります。
歯は単に1本1本が無造作に生えているわけではなく、左右の歯が支え合い、上下の歯が噛み合うことで機能し、咬み合わせを保っています。例えばこれが1本なくなっただけでも、隣り合う歯を失った歯は傾きはじめたり、噛み合う歯を失った歯は伸びはじめることもあります。これが複数の歯となると、どんどん咬み合わせや歯列は崩れていき、やがてすべての歯に影響が出始めるという最悪の事態も考えられます。これを歯科では「咬合崩壊」と言います。
この咬合崩壊を防いだり、崩れてしまった咬み合わせを整えるためにも必要なのが、咬み合わせを考えた全顎的な治療です。アップル歯科では1口腔1単位として考える、全額的な治療に力を入れています。
保険診療・自由診療
入れ歯による治療です。入れ歯と一口に言っても、保険適応可能な入れ歯から、違和感が少なく見た目にも配慮した自由診療の精密入れ歯まで様々あります。
自由診療
片顎に4本〜6本のインプラントを埋入し、その上に歯ぐき付きのすべての歯を並べる方法です。インプラントを利用しつつも費用や期間を抑える治療です。
自由診療
失った歯の部位にそれぞれチタン製の人工歯根を埋入するインプラントを使った治療です。天然の歯に近い見た目と高い咀嚼力を取り戻す事ができます。
義歯床という、人工の歯ぐきなような部分を口腔内の粘膜と密着させ、総入れ歯を安定させることで歯の機能を回復させる方法です。入れ歯は種類は限られますが保険が適用されるものがあります。
メリット |
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デメリット |
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片顎に4〜6本のインプラントを埋入し、その上にすべての歯を並べる治療です。全顎インプラント治療に比べて治療期間が短く、費用も抑えられます。また、手術当日に仮歯が入るため見た目の回復も早いです。手術は半日程度かかりますが、入院は不要です。通常、静脈内鎮静法という眠ったかのような状態にする麻酔を使用して治療を行います。
メリット |
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デメリット |
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フルマウスインプラントと言う、抜けた部分をそのままインプラントで補う治療です。残っている歯に咬み合わせや歯列の問題があるようなら、矯正治療を合わせて行うこともあります。
メリット |
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デメリット |
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どんな状態でも恥ずかしがる必要はありません
ほとんどの歯を失った方にとって、そこから治療をしようと一念発起するのはかなり勇気のいる選択です。中には「歯医者に口を見られるのも恥ずかしい」とおっしゃられる方もたくさんおられます。
しかし、私達は歯の治療のいわばプロです。どんな状態であっても、そこから少しでも良くしようとするのが私達の仕事です。「どんな治療が自分に合っているのか」「費用の問題」「期間の問題」など、治療の障壁となる問題は人それぞれです。どんな治療があなたに合っているかは、相談の上決めていただければ結構です。まずは相談にお越し下さい。
医院情報
医院名:梅田アップル歯科曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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休診日
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