梅田でインプラント治療なら

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インプラント治療について

梅田アップル歯科のインプラント治療

大阪・梅田でインプラント治療なら

アップル歯科にご相談にお越し下さい。当院では、カウンセリングを通じて患者様のご要望や症状、ご予算に応じたインプラント治療を、しっかり治療計画を立て、納得頂いてから治療にあたります。

担当医は 院長の丸尾をはじめとし、日本口腔インプラント学会専修医、ICOIインプラント学会専門医・指導医である理事長の吉見の他、特別な訓練を積んだ歯科医師が責任を持って治療にあたります
費用は 標準治療費:410,000円(税込451,000円)
34万〜49万円(税込37万4,000〜53万9,000円)
インプラントの
種類
ストローマン社製インプラントを主として、日本製・ノーベル・バイオケア社製のインプラントも取り扱っています
こだわりは CTや手術用の特別診療室などの整った設備と、毎週行う症例検討会にて複数の歯科医師が目を通す治療計画による考え抜かれた治療計画です
インプラント
相談は
無料相談も承っています(ご予約時にお伝え下さい)
場所は 大阪市北区芝田2丁目3−9 EXCEL UMEDA 2F
JR大阪駅 から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩3分
ご予約は お電話 もしくは WEB予約(初診専用)からお待ちしています

インプラントってどんな治療?

そもそもインプラントとは、失った臓器の代わりに、体に埋め込む非生物材料のことを言います。歯医者のインプラント治療とは、欠損補綴といって歯が抜けてしまった後の治療方法です。3つの構造からできていて、1つ目は人工歯根(フィクスチャー)というチタン製の歯の根っこの代わりになるものをあごの骨に埋め込みます。2つ目はアバットメントというチタンもしくはチタン合金のフィクスチャーの上に取り付ける土台です。3つ目は抜けた歯の代わりとなる人工歯です。セラミック製で見た目は自分の歯と同じように仕上がります。

インプラントの大きな特徴は1本の独立した人工歯ということです。ブリッジや入れ歯とのように周りの天然歯を削ったり負担をかけることなく歯としての機能を果たします。また、咬む力も天然歯とインプラントが混在していても天然歯と同様の力で接触しても力が罹りすぎることはないとも考えられています。(※1)

インプラント
天然歯

※1)インプラントの咬合接触は天然歯と必ずしも相違がなく、天然歯とインプラントが混在するケースでも、特にインプラントの咬合を緩くする必要はなく、同時均等接触を付与しても長期的に良好な経過が得られることが示唆される。

カウンセリングイメージ

こんな方にお薦めの治療

欠損歯がある・抜歯が必要な方の中で、このような方々がインプラント治療を選択されています。

  • 残っている周囲の天然歯を大切にしたい方
  • 食事をしっかりと噛んで食べれるようにしたい方
  • 見た目が気になる方、自分の歯に近い歯を入れたい方
  • 入れ歯が合わない、不快に感じる方
  • お口の清掃性が気になる方

梅田アップル歯科のインプラント治療

アップル歯科が行うインプラント治療への取り組み

カウンセリング

インプラントだけでなく、入れ歯・ブリッジなども含め、メリット・デメリットからリスクまで、費用や支払い方法などについてもしっかり説明し、患者様が望まれる治療を一緒に検討しています。

技術の研鑽

法人理事長の吉見は、ICOIという国際的なインプラント学会指導医と日本口腔インプラント学会専修医です。全ての医院のインプラント治療を監修し、症例検討会や勉強会の中でDrを指導しています。

設備へのこだわり

インプラント治療に大切なのは、術者の技術だけではありません。診断・治療計画を立てるためのCT検査、感染を防ぐための滅菌危惧や個室など、インプラント手術に必要な設備を整えています。

理事長 吉見 哲朗

治療風景
インプラントライセンス
ICOI 国際インプラント学会 専門医
ICOI 国際インプラント学会 指導医
IPOI インプラント学会 認定医
日本口腔インプラント学会 専修医
JMM臨床マイスター
綿密な治療計画と万全のチェック体制

インプラント治療は外科手術を伴いますので、現在の口腔内の状態や全身の健康状態まで加味し綿密な治療計画が必要となります。

さらにその治療計画を各医院院長とICOI国際インプラント学会指導医・日本口腔インプラント学会専修医である当院理事長の吉見が全てチェックを行い成功率の高いインプラント治療が提供できるように環境を整えています。

その結果2023年現在までに7,000本以上のインプラント治療を成功させてきました。各所属ドクターは院内・外部ともに勉強会やセミナーに参加し知識・技術の向上を図り、万全の状態で治療に取り組めるよう努めています。

アップル歯科クリニック全体の埋入実績
年別 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023
埋入本数 27本 55本 50本 135本 191本 217本 479本 558本 426本 319本 389本 466本 453本 525本 488本 482本 546本 529本 814本 719本
合計 7,868本
インプラントのメリットとデメリット

インプラント治療による欠損補綴

メリット

咀嚼能力に優れているため、自分の歯と同じように噛むことができる。
天然歯を削らずに治療ができる。
見た目が他の天然歯に近くキレイに仕上がる。
顎の骨に力を加えるため、骨が痩せるのを防げる。

デメリット

保険の適応外になる。
手術を伴う治療となる。
治療期間が入れ歯やブリッジなどの欠損補綴より時間がかかる。
歯が1本抜けたままにしてしまうと

歯を歯周病やむし歯、外傷などによって失った場合、失った歯を補う「欠損補綴」という治療が必要です。前歯など、笑ったら見える位置は気になり歯医者に行く方が多いかもしれません。しかし、中には忙しい・支障を感じられなかった・目立たないからなどで奥歯がないまま歯医者に通わないという方がおられます。

歯は隣在歯(隣り合う歯)と接触していることにより、支え合って咬む力に抵抗し歯の位置と機能を保っています。同じく対合歯(上あごと下あごの噛み合う相手の歯)も咬み合うことにより、本来の歯の位置と機能を保っています。歯が1本抜けると、周りの歯は支えや噛み合わう相手がなくなり、歯が傾斜してきたり挺出(歯が伸びてしまう)し健康な他の歯もどんどん抜けてきてしまう危険があります。また、咬み合わせの不調和が生じると顎関節症のリスクが高まり、顎の不調や口が開かないなどの症状が出てくる可能性があります。

つまり、1本の抜けた歯をそのまま放置していしまうと、ドミノ倒しのように次々と他の歯が倒れたり、お口を動かす関節にまで影響するリスクが生まれるということです。歯が抜けた・歯を抜いた後に目立たないから・今支障がないからといって放置せず、まずはこれ以上悪くならないための治療が必要なのです。

移動する歯のイメージ

下記費用には手術代・抜糸代・被せ物代・仮歯代・麻酔代が含まれています

インプラントの選べるプラン

インプラント治療は公的医療保険適用外の自由診療です

ベーシック


  • 340,000円
  • 374,000円(税込)
  • デンタルローン:月々3,600円〜(2回目以降)(120回)
  • オステムジャパン製
  • アジア人の骨格に合わせて開発されています。
    ※トータルフィー

スタンダード

  • 410,000円
  • 451,000円(税込)
  • デンタルローン:月々4,300円〜(2回目以降)(120回)
  • ノーベルバイオケア社orストローマン社
  • 当院実績が最も多く固定が得やすいため難症例にも対応可能
    ※トータルフィー

プレミアム

Image
  • 440,000〜490,000円
  • 484,000〜539,000円(税込)
  • デンタルローン:月々4,700円〜(2回目以降)(120回)
  • ノーベルバイオケア社orストローマン社
  • 前歯部など審美性を求める方向けのプランです
    ※トータルフィー

分割でのお支払いについて

アップル歯科クリニックではお支払回数に応じて3つの分割プランを選べます。

アップルらくらく分割プラン

支払回数10回まで(均等分割)

金利0

デンタルローン等を契約せず、医院で分割・お支払いをするプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップル金利0円プラン

支払回数20回まで(均等分割)

金利0

金利0円でお得にデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップルスマイルプラン

支払回数120回まで

実質年率3.2%

ゆとりあるお支払回数でデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料が発生いたします。

その他にも、お手持ちのクレジットカードによる分割払いも可能です。分割手数料等についてはカード会社にお問い合わせください。

歯のホワイトニング

歯を白くするホワイトニング

白い歯で美しさと健康的な笑顔を

アップル歯科のホワイトニング

ホワイトニングの種類・費用・期間
白い歯の女性

ホワイトニングとは

歯科医院のホワイトニングとは、天然の歯を白くすることで、見た目の印象を良くするために行う施術です。

表面を削ることなく歯の中にある色素を専用の薬剤で分解することで歯の色を白くし、毎日のブラッシングやクリーニングでは落としきれない黄ばみを落とすことができます。白い歯は「清潔感」や「お口元の自信・笑顔」にもつながることから、就職活動や結婚式などのイベント前に希望される方が多い施術です。

また、施術後きれいになったお口の状態を守りたいと、ブラッシングやメインテナンスに気を使うようになって頂ければ、結果的に歯やお口の健康意識が高まることにもつながります。

白い歯のイメージ

ホワイトニングの種類

歯科医院で行うホワイトニング

オフィスホワイトニング

専用の高濃度の薬剤と光照射を使い歯科医院で行います。即効性があり施術直後に効果が得られたい方や、結婚式や就職活動などイベント前などにもおすすめです。薬剤は複数の取り扱いがありますので、患者様のご要望をお伺いした上でご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。(効果に個人差はあります)

自宅で行うホワイトニング

ホームホワイトニング

専用のマウスピースを歯科医院で作製し、ご自宅でそのマウスピースに薬液を入れて歯に装着することで歯を徐々に白くしていきます。オフィスホワイトニングに比べて効果がでるまで少し時間はかかりますが、歯の内部まで白くすることができホワイトニングが長持ちします。(効果に個人差はあります)

歯科医院と自宅で行うホワイトニング

パーフェクトホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。オフィスホワイトニングによる即効性と、ホームホワイトニングの白さの調節・持続性の両方の長所を取り入れることで、速さと白さに高い効果を得られます。(効果に個人差はあります)

ホワイトニング目的別早見表

種類/ご要望 オパール
エッセンスGo
ホーム
ホワイトニング
オフィス
ホワイトニング
パーフェクト
ホワイトニング
費用 税込6,600円〜 税込38,500円〜 税込13,200円〜 税込67,650円〜
早く白くしたい
早く開始したい
納得のいく白さにしたい
長く白さを保ちたい
しみにくい

※費用は最も低い場合の料金を記載しています。詳しくはホワイトニングの料金表を御覧ください。

ホワイトニングの注意点

ホワイトニングができない方

  • 無カタラーゼ症

ホワイトニングを避けた方がいい方

  • 妊娠中、授乳中
  • 呼吸器疾患
  • 光線アレルギー
  • 治療していない虫歯や歯周病がある
  • 3週間以内にフェイシャルエステ、脱毛をした

ホワイトニングの効果が得られにくい方

  • エナメル質・象牙質形成不全
  • 重度なテトラサイクリン変色歯(白くなりにくいが明るくはなる)
  • 修復物(つめもの)や補綴物(被せ物)には効果がありません
  • 失活歯(神経がない歯)

治療 + ホワイトニング

ホワイトニングのタイミング

ホワイトニングは、ご自身の見た目のメインテナンスで希望される患者様が多い施術です。きっかけとしては、就職活動前、新しい学校や仕事を始める前、結婚式やパーティに備えてなど、イベントごとの前にされる方もおられれば、単純に自身の歯の色が気になられた方が施術を希望されます。

アップル歯科でホワイトニングを希望されることが多いのは、「治療」に合わせて歯全体を白くされたいという方が相当数おられます。例えば、矯正治療できれいに並んだ歯を白くしたいということで、矯正終了後にホワイトニングを希望されたり、前歯の治療でセラミックに変える時、白い歯に合わせてセラミックを作りたいというご要望から、ホワイトニングの施術後にセラミックの歯の白さを決めること多々あります。治療時に、歯を白くしたい場合は、ホワイトニングを先に行ったほうが良い場合もありますので、歯を白くされたい場合は治療が始まる前に一度ご相談下さい。

マウスピース矯正は(インビザライン、igo)矯正器具の弊害がないため同時に行うことができ、きれいな歯並びと歯の白さを一緒に手に入れることができます。(当院ではマウスピース矯正の方にホームホワイトニングをおつけしています。)

マウスピース矯正 + ホワイトニングの例

Before

治療前の歯

After

治療後の歯
治療の内容 マウスピース型矯正装置による正中離開の治療(部分矯正)とホワイトニング(マウスピース矯正のマウスピースを利用したホームホワイトニング)
期間・回数 7ヶ月・7回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:インビザラインGO(マウスピース型部分矯正装置)+ホームホワイトニング  総額 400,000円(税込440,000円)
リスク・副作用
  • 矯正治療完了後に歯の位置が移動する場合がありますが、治療終了時に保定装置を装着することにより、その傾向を減じる一助となります。
  • マウスピース型矯正装置は歯肉、頬及び唇に、製品による擦り傷または痛みが生じる場合があります。
  • マウスピース型矯正装置は歯の移動を可能とするための空隙を創り出すため、歯の削合が必要となる場合があります。
  • 歯列矯正を行うことで、「ブラックトライアングル」が発生する可能性があります。
  • 歯を支える骨および歯肉の健康状態に影響を与える場合があります。
  • 矯正治療中、歯根の長さが短くなる場合があり、歯の寿命が短くなる可能性があります。
  • 歯を支える骨および歯肉の健康状態に影響を与える場合があります。
  • 歯を支える骨および歯肉の健康状態に影響を与える場合があります。
  • ホワイトニング剤の過酸化水素により歯の保護膜が溶け、歯の表面が荒れることがあります。
  • ホームホワイトニングでは、ある程度白さの調整はできますが、白くするには限界があります。
  • ホワイトニング後は徐々に色戻りを起こしますので、その際は再度施術が必要です。
  • ホワイトニング処置後、何らかの不快な症状(歯の痛み・知覚過敏症状、また歯ぐきや口腔粘膜の炎症)が起きる場合があります。
  • 呼吸器疾患を持った方、強い嘔吐反射、妊娠中・授乳中の方、過去にホワイトニング経験のある方、知覚過敏のある方、無カタラーゼ症の方、3週間以内にフェイシャルのエステ・脱毛をされた方等は注意が必要ですので予めご相談下さい。

大阪梅田駅周辺でホワイトニングするなら

大阪駅からアクセス至便で通いやすい

当院はJR大阪駅から徒歩3分、阪急大阪梅田駅から徒歩1分、地下鉄梅田駅から徒歩2分の場所で診療を行っております。大阪駅から近いため、仕事帰りや買い物ついでにお越しいただければ幸いです。

当院は、歯を白くすることを望まれている患者様であっても、まずは保険適用の歯のクリーニングを行うことで歯に付着した歯垢や歯石、ステインを除去し、口内環境を整えられるよう尽力します。その結果、ホワイトニングをしなくても歯が白くなったという方もおられます。

しかし、クリーニングでは、歯に沈着してしまった汚れによる黄ばみは除去しきれません。その場合は、ホワイトニングをご提案させていただき、ご検討いただければと思います。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

小児矯正(お子様の矯正)について

お子様の歯並び治療

アップル歯科の小児矯正

小児矯正の種類・費用・期間
小児矯正中の子供

小児矯正の目的

「歯並び」というと、美しさや見た目をイメージする方も多いのではないでしょうか?しかし歯科では悪い歯並びのことを「不正咬合」と言って、「咬み合わせ」として捉えます。不正咬合は見た目ももちろんですが、「むし歯や歯周病になりやすい」「しっかり噛めないため消化器官や脳に影響を及ぼす」「口呼吸から脳の発達に影響する」など、様々な身体的な問題に関わってきます。ですから、歯並びを単なる見た目の問題と捉えず、心身の健康のためと捉えると「不正咬合に対する治療」として矯正治療をご提案することがあります。

矯正治療の中でも、「小児矯正」というお子様の矯正治療は、大人の矯正治療と違って骨格にアプローチが可能な治療です。単に歯並びを綺麗にするだけではなく、大人になった時に歯が綺麗に並ぶスペースを作る為に口腔習癖や顎、顔面の成長発育を考えて行う矯正になります。

もし、お子様の歯並びや将来の口元をご心配に思うのであれば、まずはカウンセリングだけでも受診ください。

歯並びが悪くなる原因

日本人は、実は人種的に「歯並びの良い人種」ではありません。世界的に見ても歯並びは悪い方とも言われていますし、平成28年の国の調査では「叢生(ガタガタの歯並び)」がある人が26%、歯列に空隙のある人は10%程度いるという結果が出ています。(※1)

では、そもそも歯並びが悪くなる原因は何かというと、主に以下の3つが原因であると言われています。

遺伝
体の特徴や骨格が親から遺伝するように、顎の骨や形状も遺伝するため、当然歯並びも遺伝します。
習癖・習慣
指しゃぶりや爪噛み・頬杖・うつぶせ寝・舌突出癖・口呼吸・食生活など、様々な習癖が少しずつ歯を押し出し、歯並びが悪くなります。
口腔内の環境悪化
むし歯・歯周病・親知らずなどによる欠損や歯ぐきの変化など、口腔内環境のバランスが乱れると、歯並びにも影響します。

※1)叢生のある者は約26%(表23、図23)、歯列に空隙のある者は約10%(表24、図24)であった。 オーバージェットの状況は表25、図25、オーバーバイトの状況は表26、図26、正中のずれの状況は 表27、図27に示した通りである。

小児矯正を始める時期

小児矯正には乳歯列期(乳歯のみの時期)と混合歯列期(乳歯と永久歯両方生えている時期)に行うⅠ期治療と永久歯が生えそろった後に行うⅡ期治療があります。

当院ではⅠ期治療から積極的に治療を行う方針でお子様の矯正に取り組んでおります。

年齢的には、症例や個人差によって異なりますが、5〜12歳の間で歯の生え変わりの状態を見ながら矯正時期を検討します。

矯正が必要な状態・習癖や噛み合わせ・歯並び

小児矯正の適応症例

乳歯の早期喪失

乳歯が虫歯や何らかの原因で早くに抜けてしまった場合

上顎前突(出っ歯)

上の前歯が前方に突き出ている状態

下顎前突(受け口)

下の歯が上の歯より前に出ている状態、受け口とも言います

開咬(ポカン口)

奥歯を噛んだいるが上下の前歯が噛んでいない状態、常にポカンと口が開いているような状態

切端咬合

奥歯で噛んだ時に上下の前歯が先端同士で当たっている状態

叢生

いくつかの歯が傾いたり重なったりしている状態、デコボコの歯並び

Ⅰ期治療とⅡ期治療

矯正治療は「Ⅰ期治療」と「Ⅱ期治療」といって、年齢によって異なる2つの治療に分類されます。

ここまででご説明している「小児矯正」は所謂「Ⅰ期治療」のことを言い、咬合育形成とって顎を育てる(広げる)治療のことを説明してきました。「Ⅱ期矯正」とはいわゆるみなさんが思い描いている歯に装置を着けて並べるような矯正です。(現在はマウスピース型も増えています)

Ⅰ期矯正は顎を育てる治療です。歯が並ぶすスペースを確保することで、いわば歯に自ら並んではえてもらうように仕向ける治療です。そのため、歯のねじれや細かな位置の調整などはできません。一方のⅡ期治療はワイヤーやマウスピースの矯正力を使って歯を動かす治療です。ねじれや位置の移動も可能ですが、歯が並ぶスペースがなけれれば抜歯を必要とすることや、矯正力が強すぎると歯根吸収のリスクを伴うことがあります。

小児矯正にはメリットもあればデメリットもあります。中には「しない方がいい」という歯科医師もおられます。アップル歯科の見解としては「お子様によってはした方が良い場合がある」という考えです。もちろん、しない方が良い患者様もおられます。しかし、歯を失うリスクを回避し、骨格を変えることでその先の悩みやトラブルを防ぐためにも小児矯正は有効な治療であると考えています。

まずは定期的なチェックから

お子様の歯並びは、デンタルIQ(歯に対する知識)が高い保護者の方ほど、気になって仕方がないという傾向にあります。そのため「いつから始めればいいの?」「うちの子には矯正が必要?」という質問をたくさんいただきます。

小児矯正を始める時期としては、混合歯列期といって、乳歯と永久歯が混在する5歳〜12歳ぐらいの間ですが、そのお子様にとっての開始時期というのは、生え変わりの状態や成長の度合いにより個人差があります。

そのため、「この時期ぐらいから矯正を検討」し、「この時期から開始しましょう」という判断をするためにも、定期的に歯科にお越しいただくことを推奨しています。また、小児矯正はお子様の協力が必要な治療です。ですから、歯科や歯科治療に慣れていただくためにも矯正を始める前に定期検診等をご利用いただき、長い目でお子様のお口の変化を診させていただければと思います。

小児矯正の費用

種類 説明 料金

咬合育形成
11歳ごろまで可能な顎を広げて歯を並べる子供の矯正です。
治療期間…3〜4年、治療回数…36〜48回
440,000円~550,000円(税込)
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

マウスピース矯正・インビザライン

マウスピース型矯正装置による矯正

大阪・梅田でマウスピース矯正なら

梅田アップル歯科にご相談下さい。インビザラインを中心としたマウスピース矯正の治療計画を、精密な検査の上お作ります。

矯正担当医は 担当医(一般歯科医)と矯正(日本矯正歯科学会認定医)の2名で治療にあたります。
矯正装置は インビザライン・インビザラインGoをはじめとして、症例によってはアソアライナーを利用することもああります
費用は 前歯用44万円〜55万円(税込)、全顎用66万円〜93万5,000円(税込)※咬み合わせによる
シミュレーションは iTero5Dにより、期間や枚数がある程度わかる当日矯正シミュレーションが可能です
矯正相談は 無料相談も承っています(ご予約時にお伝え下さい)。シミュレーション可
場所は 大阪市北区芝田2丁目3−9 EXCEL UMEDA 2F
JR大阪駅 から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩3分
ご予約は お電話 もしくは WEB予約(初診専用)からお待ちしています

ワイヤーのない矯正

マウスピース型矯正装置

当院では、ワイヤーを使わない「マウスピース型型矯正装置」に力を入れています。これは、歯列矯正を考える患者のうち、多くの方がマルチブラケット矯正の見た目やお痛みを気にされる方が多いく、マウスピース型の矯正装置を希望される方多いためです。

マウスピース型矯正装置は、パッと見た感じでは矯正をしていることがわかりません。ですから、テレビに出る方や人前でお話しする職業の方でも、矯正治療を始められるます。

ですから当院では、全てのドクターがこのマウスピース型矯正装置のセミナーや勉強会に参加し、患者様の求めに応じて適応症例の患者様にはマウスピース矯正をご提案しています。

ブラックダイヤモンドプロバイダー

2022年 年間444症例

2022年、医療法人社団アップル歯科クリニック理事長の吉見はinvisalign goにおいて444症例を超えたことで、インビザライン社からトロフィーと、ブラックダイヤモンドというステータスを頂戴しました。

ブラックダイヤモンドは、症例数に応じたピラミッドの上位に位置するステータスです。

今後も、多くの患者様の歯並びを、目立たず・痛みの少ないマウスピース型矯正装置での治療で、お悩みを解消できればと考えます。

マウスピース型矯正装置とマルチブラケット装置の比較

マウスピース型矯正装置

特徴
  • 色は無色・透明で気になりません。
  • 取り外しが可能です。
  • 通院頻度は1〜3ヶ月に一度。
  • 適応には限りがあります。

マルチブラケット矯正装置

特徴
  • 白いマルチブラケットにワイヤーを通します。
  • 基本的には矯正終了まで取り外しできません。
  • 通院頻度は1〜2ヶ月に一度。
  • ほぼ全ての症例に対応可能です。

マルチブラケット装置とマウスピース型矯正装置の大きな違いは見た目と着脱の可否にあります。また、歯を引っ張る力のかけ方も違うので、矯正中の痛みもワイヤー矯正に比べ、マウスピース型矯正装置は弱いと言われています。ただし、マウスピース型矯正装置には「不得意」な症例もあり、難易度の高い治療に関しては使用できないものもあります。

マウスピース型矯正装置のメリット・デメリット

マウスピース型矯正装置のメリット

  • 透明なので矯正していることがわかりにくい
  • ワイヤーやブラケットがないので痛みが少ない
  • 取り外しが可能なため食事や歯磨きに影響が出ない
  • 1週間ごとにマウスピースを交換するため衛生的
  • 治療開始前に治療期間と矯正後の歯並びを確認できる
  • 滑舌の影響がほぼない
  • 矯正とホワイトニングを同時に行うことが可能
  • マルチブラケット装置に比べて通院回数が少ない

マウスピース矯正型矯正装置のデメリット・リスク

  • 取り外し式のため、患者さんの協力が得られないと予想通りに歯が動かない
  • アライナー(矯正用マウスピース)の自己管理が必要
  • アライナーを紛失、破損した場合は費用や時間を要する
  • 装着中の飲食はできない(水は飲めます)
  • 全ての方に適応できるわけではない
  • 抜歯が必要なケースもある

マウスピース矯正装置の使用法

相談から治療開始まで

マウスピース矯正の流れ

  • STEP1

    相談・検査

    まずは相談にお越しください。メリット・デメリットから費用・期間まで何でもお答えします。

  • STEP2

    資料採り

    iTeroによる口腔内スキャン、口腔内や顔貌の写真、レントゲンにより、診査診断を行います。

  • STEP3

    矯正相談・クリンチェック

    シミュレーション動画を確認します。この時点で矯正期間や治療のゴールの目安が分かります。

  • STEP4

    マウスピース装着

    クリンチェック後約2ヶ月であなた専用のマウスピースが完成し、矯正ライフが始まります。

マウスピース矯正の費用

標準治療費両顎60万円(税込66万円)、調整費込み

インビザライン

  • 600,000〜850,000円
    (税込660,000〜935,000円)
  • マウスピース矯正
  • 難易度により異なります

調整料

  • 0円
    (調整費込み)
  • 1〜3ヶ月に1度
  • 調整費込みの費用です

分割でのお支払いについて

アップル歯科クリニックではお支払回数に応じて3つの分割プランを選べます。

アップルらくらく分割プラン

支払回数10回まで(均等分割)

金利0

デンタルローン等を契約せず、医院で分割・お支払いをするプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップル金利0円プラン

支払回数20回まで(均等分割)

金利0

金利0円でお得にデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料は発生いたしません。

アップルスマイルプラン

支払回数120回まで

実質年率3.2%

ゆとりあるお支払回数でデンタルローンを契約するプラン

※金利・手数料が発生いたします。

その他にも、お手持ちのクレジットカードによる分割払いも可能です。分割手数料等についてはカード会社にお問い合わせください。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

歯列矯正

梅田アップル歯科の歯列矯正

歯並びと咬み合わせを整えて、健康でコンプレックスのない毎日を。

大阪・梅田で歯列矯正するなら

梅田アップル歯科にご相談下さい。ブラケット(ワイヤー)矯正からマウスピース矯正まで、精密な検査の上患者様ごとの治療計画をご提案いたします。

矯正担当医は 担当医(一般歯科医)と矯正(日本矯正歯科学会認定医)の2名で治療にあたるため、矯正だけではなくむし歯や歯周病治療を含めたお口全体の改善が可能です
矯正装置は マウスピース矯正装置(インビザライン・アソアライナー)をはじめとして、マルチブラケット(ワイヤー)矯正、舌側矯正も取り扱っています
費用は ワイヤー矯正 標準治療費72万円(税込79.2万円)
※調整料1回5,000円(5,500円)
インビザライン 標準治療費85万円(税込93.5万円)
矯正治療のこだわり 単に歯並びを整えるだけではなく、咬み合わせを考え、見た目にも機能的にもよくなる治療を心がけています
矯正相談は 無料相談も承っています(ご予約時にお伝え下さい)
場所は 大阪市北区芝田2丁目3−9 EXCEL UMEDA 2F
JR大阪駅 から徒歩5分、阪急梅田駅から徒歩3分
ご予約は お電話 もしくは WEB予約(初診専用)からお待ちしています

歯列矯正とは

歯列矯正とは、悪い歯並びや咬み合わせを整えるために、矯正装置を使ってキレイな歯並び・しっかり咬み合った咬み合わせに改善する治療です。最近では、歯冠(歯の見えているところ)を大きく削って差し歯の角度を調節することで歯並びを整える「セラミック矯正」などもありますが、通常これを歯列矯正とは呼びません。歯列矯正の目的のは正常な咬み合わせに整えることが一つの目安となりますので、セラミック矯正の場合歯の根を動かすことができないため、「見た目だけの治療」になることが多く、かえって歯の根や顎に負担をかけてしまうことがあるため、歯列矯正とは目的が異なります。

歯列矯正には様々な装置がありますが、いずれも歯に継続的に一定の力を加えることで、徐々に歯を移動させていきます。歯列矯正を希望される方は「見た目」の悩みが最も多い主訴ですが、実は歯列矯正によって得られるメリットはそれだけではありません。

歯列矯正の目的

見た目を美しくする

歯をキレイに弓状に並べ、見た目のコンプレックスを改善します。

むし歯や歯周病リスクの軽減

歯並びの凹凸をなくし、清掃性を高めることでむし歯や歯周病になりにく状態を作ります。

咬み合わせを良くする

咬み合わせを正常に整えることで、不正咬合によるリスクを軽減します。

歯列矯正で改善できるお悩み

上記はあくまで一例ですが、歯列矯正によって様々なお悩みの改善につながることがわかっています。もちろん、きっかけは「見た目を治したい」で結構ですが、見た目を治すことで、これらのお悩みの改善にもつながるのが歯列矯正です。そして上記のようなお悩みの原因となる、歯列矯正が必要な悪い咬み合わせのことを「不正咬合」といいます。不正咬合にはいくつかの分類があり、日本人は特に歯並びがガタガタの「叢生」という不正咬合の方が4人に1人はいると調査でわかっています(※1)。

※1)叢生のある者は約26%、歯列に空隙のある者は約10%であった。

不正咬合の症状

不正咬合は、分類によって異なりますが様々な症状を引き起こす原因となります。例えば、前歯で正常に噛めておらず奥歯に噛む力がかかり続けてしまうと、奥歯にヒビが入り虫歯を作る原因となることもあれば、歯並びがガタガタだと磨き残しが多く発生し、歯周病を促す原因となることがあります。また、口臭の原因となる場合も多く、「匂いが気になる」というコンプレックスを抱えることもあります。

当院の矯正治療の特徴

アップル歯科の標榜には「矯正歯科」が含まれています。アップル歯科が得意としている治療の一つが歯列矯正です。当院の矯正治療の特徴は、患者様に合わせた最適なゴールを見据えた、診断から治療までの計画を綿密に行うことです。矯正を検討されておられる方の中には、矯正だけを行う「矯正歯科」で歯列矯正を行う方が良いと思われる方もおられると思います。

しかし、肝心なのは矯正歯科という標榜や医院名ではなく矯正医の存在と知識や経験による診断力です。アップル歯科では矯正を行う一般歯科医と、矯正治療を専門に扱う矯正認定医が連携して矯正治療を行っております。つまり、知識や経験を備えた矯正医の診断を当院でも受けられるということになります。

一般歯科の治療プラス矯正治療

アップル歯科は矯正ができる一般歯科として、一般歯科医(虫歯や歯周病治療、インプラントや補綴治療)に加え、矯正専門医を交えて診断・検討していくため、総合的な診断ができます。つまり、単に歯を並べるだけでなく、審美補綴(キレイな被せ物や詰め物に変える治療)やインプラント、矯正治療中の歯の管理などを同時に行うことでより美しく、よりスピーディーで患者さんにあった矯正治療を提案することが可能です。簡単に言うと「歯並び+歯の治療」、これを並行して行えることが当院の治療の特徴となります。

「自分は歯並びの治療が必要か」「今すぐではなく将来的に矯正したい」など、必ずしも当院で矯正をしない場合でも、まずはお気軽にご相談下さい。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

即日開始の自宅(ホーム)ホワイトニング

オパールエッセンスGo

ホワイトニングは当日できますか?

歯科医院で取り扱うホワイトニングは、検査・資料撮りを行い、歯石や着色が多い方は歯面清掃を行ったあとにホワイトニングを開始します。また、自宅で行えるホームホワイトニングはお口の状態に問題がなければすぐに始めることは可能ですが、お口に合ったマウスピース(トレー)を作成する必要があるので、歯の型取りからマウスピースを作成するためお渡しまで数日かかってしまいます。

それでも当日すぐにホワイトニングを始めたいというお声をよくいただきます。そんな声にお答えするため当院では、マウスピースの作成いらずで条件があえば当日からお手軽に始められる「オパールエッセンスGo」というホームホワイトニングを取扱っています。

オパールエッセンスGoは何が違うの?

種類 オパールエッセンンスGo ホームホワイトニング オフィスホワイトニング
型取り 不要 必要 不要(保護用マスキング要)
期間 1日以上 2ヶ月程度 1〜2週間程度
薬液注入 不要 毎回 プロによる施術
トレー洗浄 不要 毎回 照射のため不要
漂白効果 やや低い 高い 施術当日

型取りはしません

1回で使い捨てのトレーがあるため、マウスピースを作る必要がないので型取りはしません。

ジェルの注入不要

使い捨てのトレーにジェルが入っているため、ご自身でトレーに注入する必要がありません。

過酸化水素6%

歯科医院でしか扱えないホワイトニング成分が含まれているのでちゃんと白くなります。

簡単使用方法4ステップ

使い捨てトレーを装着

上顎から緑のトレーがついたまま優しく噛んで歯にピタッと装着します。

緑のトレーを外す

緑のアウタートレーを外し下顎も同様に装着し、もう一度歯にピタッとなるように優しく噛みます。

90分のホワイトニング

90分程度装着します。就寝時は避けて下さい、液漏れ、歯の痛みやしみる恐れがあります。

お口をキレイに洗浄

トレーを外し使い捨てなのでそのまま破棄して、歯ブラシでしっかりとジェルを落として完了です。

※歯科医院での指示にしたがって、正しくご使用下さい。痛みやしみる症状が強い場合は使用を中止し、歯科医院に相談して下さい。

オパールエッセンスGoはこんな方におすすめ

  • ホームホワイトニングをお手軽に試してみたい
  • 予約当日からホワイトニングをしたい
  • 歯を白くしたらどんな口元になるんだろう?
  • ホワイトニングをしたいけど歯の型取りが苦手
  • 自分でジェルを入れたり作業が面倒なのは嫌
  • なるべく費用を抑えて歯科のホワイトニングしてみたい
  • ホワイトニングをしたけど後戻りしてきた

オパールエッセンスGoの使用上の注意

  • トレーを強く噛んだり指で押すと破損の原因になります
  • 詰め物や被せ物は白くなりませんのでご注意ください
  • 就寝時のご使用は危険ですのでお控え下さい
  • しみたり痛みが強い場合は使用を一旦中止し、担当医にご相談下さい
  • むし歯や歯周病がある場合は使用できません
  • 歯の汚れや着色がある場合、事前にクリーニングが必要です
  • 必ず注意事項や指示通りにご使用ください

歯科医院と市販のホワイトニングでは何が違う?

ホワイトニンググッズが多様化し、ホワイトニングができる歯磨き粉やジェルをつけて光を充てる機械を口にはめるものなど、自宅でお手軽にできる印象がある方が多くいらっしゃいます。そういった商品にもある一定の効果はありますが、歯科医院で取扱のあるホワイトニングとは効果や使う薬剤の種類が違います。

歯科医院で取り扱うホワイトニングの薬剤は、過酸化水素や過酸化尿素といった一般では薬機法上取り扱えない濃度の過酸化物を使用しています。専門の知識がないまま濃度の濃いものを使用してしまうと、歯がしみたり、歯肉が炎症したりトラブルが発生する危険があるからです。

海外と日本では法律が異なるため、個人輸入などで歯科医院と同じような薬剤や濃度の高い商品が手に入る場合があります。日本では国家資格を持つ歯科医師や歯科衛生士が必ず取り扱わなければならない商品を、個人で使用すると健康被害など相応のリスクが生じますので注意して下さい。

オパールエッセンスGoの費用

3個セット

  • 6,000円
  • (税込6,600円)

6個セット

  • 10,000円
  • (税込11,000円)

9個セット

  • 13,000円
  • (税込14,300円)
この記事の編集・責任者は歯科衛生士の伊藤亜由美です。

失活歯を白くするウォーキングブリーチ

神経がない歯のホワイトニング:ウォーキングブリーチ

ウォーキングブリーチとは

神経を取る治療を行った無髄歯・失活歯が黒ずんだような見た目になることがあります。このような歯の神経が死んでしまったことが原因の「変色歯」は、一般的なホワイトニングでは白くなりません。特に前歯の部分になると目立ってしまうため、治療したいと考える方も多いです。

ウォーキングブリーチ(インターナルブリーチ)とは、一般的なホワイトニングとは異なり、失活歯の内側からホワイトニングを行うことで黒ずみの原因を取り除くホワイトニングです。神経を取る治療を行った穴から内部に薬剤を入れることで白くしていきます。

失活歯が黒くなる理由

無髄歯・失活歯が黒くなる原因はいくつかありますが、ひとつは死んでしまった歯髄がボロボロになったものと血液中の鉄分が歯にある細い管(象牙細管)に入り込み、その成分が黒く変色するためです。

もう一つは根管治療の際に血液の成分が根管内に入り込んでしまい、それが原因になり黒く変色するためと言われています。

どちらの原因も、歯の内側が着色して黒く見えているということが共通しています。そのため、一般的な歯の表面に施すホワイトニングでは効果がないのです。

ウォーキングブリーチの治療法

  • 1

    根管の洗浄

    まずは根管治療を行います。根管内を徹底的にキレイにしてあげることで、黒ずみの原因である血液・鉄分の付着した歯髄の残骸を取り除きます。

  • 2

    薬剤の導入

    根管治療を行った根管から、歯の漂白剤を導入します。これを2〜3回程度立て続けに繰り返すことで黒ずみが徐々に白くなっていきます。

  • 3

    根管の封鎖

    漂白剤を入れていた窩洞をキレイに洗浄し、コンポレットレジンという樹脂で根管を塞ぎ、形をキレイに整えて治療終了となります。

ウォーキングブリーチのメリット・デメリット

ウォーキングブリーチのメリット

  • 比較的痛みが少なく治療することができる。
  • 被せ物へのやり変えに比べて歯を削らないので、天然歯を多く残せる。
  • 被せ物等の治療よりも費用が少ない。

ウォーキングブリーチのデメリット

  • 一度白くなっても後戻りする場合があります。
  • 治療中は歯の内圧が高まるために痛みが出る場合があります。
  • 歯質が弱かったり、あまり残っていない場合には治療できない場合があります。
  • 漂白剤の影響で歯が内部吸収を起こす場合があります。内部吸収を起こした歯は、割れるリスクが高まります。

ウォーキングブリーチの症例

Before


After


治療の内容 失活歯の黒ずんだ2歯をウォーキングブリーチにより改善を行った。
期間・回数 1ヶ月・4回(カウンセリング含む)
費用 自由診療:ウォーキングブリーチ✕2歯 合計 44,000円(税込)※根管治療費は別途
リスク・副作用
  • 歯質が弱い、あまり残っていない場合には適応できない場合があります。
  • 神経が生きている歯には適応できません。
  • お薬(漂白剤)の影響で歯が内部吸収を起こすおそれがあります。内部吸収を起こした歯は、割れるリスクが高まります
  • 治療中に漂白剤の影響で根管内の内圧が高まり、歯根破折を起こす可能性があります。
  • 治療中・内圧が高まるために痛みを覚えることがあります。
  • 治療後、白くなった歯でも後戻りすることがあります。

ウォーキングブリーチによる治療について

ウォーキングブリーチが出来ない場合

ウォーキングブリーチは、失活による変色に有効な数少ない治療法です。

しかし、この治療には「歯根吸収」や「歯根破折」という大きなリスクが伴うこともあります。そのため、リスクが高い場合歯科医師はこの治療をあなたにご提案出来ない場合もあります。具体的には、歯質が脆い場合や歯質が薄い場合、根管治療を繰り返した歯に対しては、ご提供出来ないことがあります。

また、ウォーキングブリーチによるホワイトニングは、他の歯の色と合わせるのが難しい治療でもあります。そのため、周りの歯の色に細かく合わせたいというご要望には、お答えできないこともあります。

ウォーキングブリーチでお悩みが解決出来ない場合は、他の治療法をご提案することになります。

歯の黒ずみでお悩みなら

歯の黒ずみは、特に前歯の場合などは目立ちやすく、ご本人にとっては大きな悩みになることもあります。

しかし、「保険内」では治療ができないことが多く、歯科に行っても治療してもらえなかったというお話もしばしば耳にします。

歯の黒ずみが健康保険を使って出来ないのは、「審美目的」にあたるためです。保険診療は傷病や疾病に対して適用されるため、「キレイにしたい」という要望には適用されません。失活歯による黒ずみは、治療しなくても歯の機能としては問題がないため、治療する場合は保険適用外の治療になることがほとんどです。

自由診療であれば、ウォーキングブリーチを始めとして、歯の黒ずみや変色を治す方法はいくつかあります。歯の黒ずみや変色でお悩みでしたら、お気軽にご相談下さい。

その他の歯の黒ずみでお悩みの場合はこちら

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

歯の見た目のお悩み

見た目の治療について

梅田アップル歯科では口腔内の痛みや機能だけでなく見た目のお悩みに対しても治療を行なっています。

歯の見た目でお悩みの方へ

歯医者と言えばむし歯や歯周病の治療を思い浮かべられる方が多いとは思いますが、実はそれだけではなく「見た目」でお困りの方もかなりおられます。見た目の悩みやコンプレックスは、周りにはわからない程度の小さなものでも、性格をや生き方を変えるほど深く悩まれる方も大勢おられます。当院では、お口周りの見た目に対するお悩みやコンプレックスに対する治療も大切な治療だと考えています。

梅田アップル歯科では1人1人の悩みに沿った治療を提供しており、しっかりとカウンセリングを通して治療のゴールを決めてから処置に当たっております。

 もちろん通常のむし歯や歯周病の治療においても、「機能的」かつ「審美的」な治療を目指し、「キレイに治す」ことを心がけています。 審美的な回復においては、ただ単に歯をきれいにするだけでなく、咬み合わせを整え、むし歯や歯周病になりくいよう清掃性を考えた治療を心がけています

見た目の悩みは歯科医院で

見た目の悩みというと、形成外科や美容整形を連想される方も多いと思います。そして今や多くの方がご自身の顔や身体のコンプレックスを、形成外科や美容整形で治療されておられます。しかし、こと「歯」に関しては「見た目」にプラスして「咬み合わせ」を考慮する必要があります。例えば、出っ歯が気になるという主訴に対して、歯を削ってセラミックで前に突出していない歯の形状にすればどうなるでしょうか?これまであたっていなかった下顎の歯に、急に上あごのセラミックがあたって、下顎の歯がすり減ったり、着けたセラミックが割れる可能性が考えられます。また、歯の根がその咬合力に耐えきれず、抜歯に繋がるダメージを受けることも十分考えられます。

このように、歯は単に形を整えるだけでなく、医学的根拠に基づいた「咬み合わせ」を考慮して治療を行う必要があります。アップル歯科では、見た目の悩みの治療に関しても、「その歯が長く機能し、且つ見た目も美しい治療」を心がけています。今のお悩みを今解決するだけでなく、未来に渡って美しく健康的に自分の歯を保つための治療を、まずは相談から始めましょう。

歯の形

補綴(詰め物や被せ物)

天然の歯の色や形を模倣した詰め物や被せ物により、違和感の少ない見た目を保ち回復していきます。歯の形については歯の形だけでなく歯茎との調和や笑った時に見える歯のラインまで意識して治療しています。

また、自然な色調を再現するため金属を使わないメタルフリーの観点からセラミックを使用しています。

歯並び

矯正治療

歯列矯正によって、歯並びを整えて行く治療です。「見た目」の改善を希望される方の多くは「歯並びの改善」を望まれる方が多くおられます。歯並びの改善では見た目だけでなく、第一に「機能性」を重視した治療計画を立案していきます。

また当院では、治療後のQOL(クオリティオブライフ)だけに焦点を合わせるのではなく、痛みの少ない装置や目立たない矯正装置など、矯正治療中のストレスにも配慮した治療をご提供することも大切にしています。

歯の色

ホワイトニング・補綴

歯を白くする「ホワイトニング」によって、歯全体を白くする施術です。白い歯は、「健康的」「清潔」などの良い印象に繋がることから、接客・対人関係のお仕事の方や、結婚・就職活動等の際に施術を希望される方が多くいらっしゃいます。

また、一部の歯の色の変色にはウォーキングブリーチという内側から行うホワイトニング、ホワイトスポットという白い斑点がある歯には薬剤やコンポジットレジン、補綴による治療、古い詰め物や被せ物の変色にはセラミックによる補綴治療(詰め物・被せ物)など、症状や希望に応じたご提案を行っています。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

歯がボロボロになってしまったら

歯がボロボロすぎて歯医者に行けないとお悩みの方へ

どれだけ悪くても安心してお越しください

監修:梅田アップル歯科 歯科医師新殿にいどの 慶太けいた先生

歯医者が苦手で歯が痛くても治療に通えない」「嘔吐反射で治療ができない」「歯がボロボロになりすぎて歯を見せるのが恥ずかしい」など、歯科医院には毎日いろんな理由で歯がボロボロになってしまった方がお越しになられています。

その中には「もっと早くに来たかった」けど「歯医者に口の中を見られるのが恥ずかしい」「怒られそう」などの理由で治療に踏み切れなかったという方が多くいらっしゃいます。

しかしそんな心配は御無用です。私たち歯科医師はどんな状態でもそこから良くすることが仕事です。少なくても当院の歯科医師は、「何とかしてあげたい」と奮起することはあっても、怒ったり笑ったり、患者さんを咎めたり辱めるようなことはいたしません。まずは安心して相談にお越しください。

どれだけ悪くても諦めないで下さい

歯がボロボロになってしまった方へ

たくさんのむし歯があったり、むし歯で根だけ残ってしまっている状態や、歯周病で多くの歯がグラグラしたり抜けてしまったり…、「困っているけどなかなか歯医者に行けない」という方、そんな方ほど歯医者に来て欲しいと、少なくとも私達は考えています。

歯がボロボロになってしまった患者様に、いつも私達がお伝えするのが「どれだけ悪くても怒るようなことはありません」「どんな状態でもこれ以上悪くならないよう、今より良くするのが私達の仕事です」という2点です。どれだけボロボロになっていても恥ずかしがる必要も、「怒られる」とご心配される必要もありません。私達はそんな状態の患者様を毎日のように診て、少しでもよくするために治療することが役目です。大切なのは良くなりたいという思いです。まずは勇気を出して、ご相談だけでもお越しください。

どうして歯がボロボロになるの?

歯がボロボロになる方には、いくつか理由があります。

  • 歯医者が怖くてむし歯になっても通えなかった
  • 仕事や学業が忙しくて、なかなか歯医者に通うことができない
  • 咬み合わせが悪く、徐々に歯が悪くなってしまった
  • 過去に歯医者でされた治療がトラウマで、歯が痛くても歯医者に行こうと思わなかった
  • 妊娠・出産時にホルモンバランスの崩れから口腔内が悪くなり、その後も育児で歯医者に行けなかった
  • セルフメインテナンス(歯磨き)が苦手で、さぼっていたら悪くなった

など様々ですが、一つだけ共通していることがあります。それは「歯医者に行っていない」こと。もちろん、歯医者に通っているのに虫歯ができたという方もおられるかもしれませんが、それでも定期的に歯科に通う方は、「ボロボロ」になることは考えにくいです。ボロボロになるのを防ぐ、ボロボロになった歯を良くするには、歯医者に通って頂く必要があります。

歯がボロボロになる疾患

歯がボロボロになるのは、何らかの疾患が影響しています。2016年に行われた歯科疾患実態調査によると、歯を失う原因は1.歯周病(37.1%)、2.むし歯(29.1%)、3.破折(17.8%)となっています。では、なぜこれらで歯を失うことになるのでしょうか。

歯周病 歯周病は進行を伴う感染症です。歯周病はサイレント ディジーズ(沈黙の病気)とも呼ばれるほど初期には症状が見えないため、気がつけば進行が進み、手がつけれない状態にあることもあります。
むし歯 歯周病と同じく進行する感染症です。1本の歯が虫歯になれば、その歯は時間と共に進行によって歯質が溶かされ、その菌が他の歯に感染し、同じく時間の経過とともに悪くなっていきます。
不正咬合 悪い咬み合わせが原因で、特定の歯に力が加わり続けることで歯が割れたり、手入れが困難な歯並びによる清掃不良がむし歯や歯周病が進行してしまいます。

ボロボロになった歯はどんな治療をするの?

歯がぼろぼろになってしまった場合、主に上の3つに対する処置が必要となります。「治療できるむし歯は治療して」「歯周病の進行を止めて」「抜けてしまった歯の治療を行う」、この3つを状態に応じて行う必要があります。

歯周病の場合

  • 歯周病の原因となる、歯垢や歯石を除去し、歯肉の状態を整えます
  • 必要に応じて歯周外科や再生療法を行う場合もあります
  • 抜歯が必要になる場合や歯を失ってしまっている場合は欠損補綴が必要です

むし歯の場合

  • C1〜C2のむし歯は、歯をを削り、補綴(詰め物や被せ物)による治療を行います。
  • C2〜C3のむし歯は根の治療が必要な場合もあり、その後補綴治療を行います。
  • C4のむし歯は、抜歯後欠損補綴(入れ歯・ブリッジ・インプラント)を行います。

不正咬合の場合

  • 主に奥歯から整えていきます
  • 歯並びが必要な場合は、先に矯正を行うこともあります
  • 最後に補綴(詰め物や被せ物)で、しっかりした咬み合わせを作ります

全体的な補綴治療

虫歯や歯の欠けで、歯冠部分が大幅に失われていても、歯根という歯の根っこの部分が残っていれば、被せ物の治療で歯冠を修復することができます。

歯の根の治療は神経を取ったり、根管を清掃するという処置が必要なため、通院回数は膨らむ可能性が高いです。しかし、天然の歯を残せるのであればそれに超したことはありません。

ただし、残根(歯茎の中に埋まっている残った根の部分)が10mmを切ると、抜歯となります。ただし、両隣の歯の根が残っていれば、入れ歯・インプラントに加え、ブリッジという両隣の歯を土台にして欠損部の上に連結した歯を並べることもできます。

被せ物の治療

入れ歯を使った欠損治療

歯周病で歯が抜けたり抜歯適応となってしまったり、C4以上の虫歯で抜歯となる場合、歯を失った後にそのままにすることはできません。そのままにしていると顎の骨はどんどん吸収され、徐々に咀嚼への影響も現れ始めます。

歯の欠損に対する治療の一つが、入れ歯治療です。ブリッジは両隣の歯が必要であり、インプラントは費用が嵩むため気軽に選べる治療ではないかもしれません。

入れ歯には、部分的な欠損に対する部分入れ歯と、全ての歯を失った方向けの全部床入れ歯(総入れ歯)があります。また、自由診療には、しっかり噛めてとれにくい精密義歯や、金属を使った耐久性の高い義歯、部分入れ歯なのに金属のフック(クラスプ)がないものなど、様々な義歯があります。

入れ歯治療

フルマウスインプラント治療

自由診療にはなりますが、チタン製の人工歯根を歯の根の代わりに埋入し、その上に歯冠を立てるインプラント治療を全顎的に行うことも可能です。

人間の歯は、一般的に親知らずを除く片顎14歯ずつで咬み合わせを作っています。しかし、一般的に全顎治療では12歯で咬み合わせを作ることが多くなります。これはインプラントを埋入する骨幅を確保すること、より安定性をもたせるため、顎への負担を抑えるためでもあります。しかし、フルマウスインプラント治療と言っても12歯のインプラントを埋入するわけではありません。

通常は片顎9本のインプラントを埋入し、ブリッジの技術を用いて12歯の咬み合わせを作ります。

フルマウスインプラント

オールオン4治療

全ての歯を失った方や抜歯が必要な方に対し、フルマウスインプラントより費用や期間を抑えることができる、インプラントを使った全顎治療にオールオン4という治療があります。

オールオン4は片顎4〜6本のインプラントを埋入し、その上に全ての歯を並べる治療です。

治療期間は半年程度で、治療回数も5〜7回程度、フルマウスインプラントに比べると片顎200万円前後の費用軽減が可能です。

オールオン4

これ以上悪くならないために

実は知らない、咬み合わせの話

歯がボロボロになってしまう方の中には、むし歯・歯周病以外に「咬み合わせ」の問題がある場合があります。

例えば、咬み合わせが原因で特定の歯に咬合力がかかり、ダメージの蓄積から歯にヒビが入り、そこからむし歯菌が入り込んでしまったり、「開咬」や「反対咬合」という不正咬合に当てはまる場合は、咬み合わせが原因で歳とともの歯が悪くなってしまう場合もあります。

そして、1本の歯を失うと、これまでその歯と支え合ったり噛み合っていた歯が、支えや噛み合わう相手をなくしてしまい、横に倒れてきたり上下に伸びたようになってしまいます。これが咬合崩壊という、咬み合わせが壊れる初期段階で、1本の欠損歯を放っておくと、咬み合わせがおかしくなり、複数の歯に影響が及んでしまいます。

これを咬合崩壊と言い、たった1本の欠損がきっかけとなり起こる怖い咬み合わせの疾患です。

歯を失うことで壊れる咬み合わせ

まずは相談から始めよう

歯がぼろぼろになってしまう人は、悪くなっていく段階で「治療をしなければ」という思いが必ず起こっているはずです。

しかし、悪くなるほど「こんな状態を歯医者に診られるのは恥ずかしい」「怖い」という思いから、結局痛みや不具合を我慢してしまい、結果として更に悪くなるという負のループを繰り返しがちです。

私達歯科医師にとって、悪くなったお口を見ることが何ともなくても、患者様にとってはそうとは聞いても嫌なものだというのも理解できます。

それならばいっそのこと、相談のつもりでお越しになられてはいかがでしょうか?その上で勇気が出たらお口の中を診させて頂き、できそうなら治療まで進んでみてはいかがですか?当院はそれでも問題ありません。

どうせいつかは治療にいくなら、今は相談のつもりでお越しください。できることから始めていきましょう。

歯科医師との相談風景
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

多数歯を治療するフルマウス治療

全顎的治療の種類

全顎的治療(フルマウス治療)とは

むし歯や歯周病、咬み合わせの問題などで歯がボロボロ、多くの歯を失ってしまった場合、単に1本1本を治療するだけではなく、咬み合わせを考えた全顎的治療(フルマウス治療)を検討する必要があります。

歯は単に1本1本が無造作に生えているわけではなく、左右の歯が支え合い、上下の歯が噛み合うことで機能し、咬み合わせを保っています。例えばこれが1本なくなっただけでも、隣り合う歯を失った歯は傾きはじめたり、噛み合う歯を失った歯は伸びはじめることもあります。これが複数の歯となると、どんどん咬み合わせや歯列は崩れていき、やがてすべての歯に影響が出始めるという最悪の事態も考えられます。これを歯科では「咬合崩壊」と言います。

この咬合崩壊を防いだり、崩れてしまった咬み合わせを整えるためにも必要なのが、咬み合わせを考えた全顎的な治療です。アップル歯科では1口腔1単位として考える、全額的な治療に力を入れています。

ほとんどの歯を失った場合の治療法

入れ歯治療

義歯床という、人工の歯ぐきなような部分を口腔内の粘膜と密着させ、総入れ歯を安定させることで歯の機能を回復させる方法です。入れ歯は種類は限られますが保険が適用されるものがあります。

入れ歯のメリット・デメリット

メリット
  • 全顎的な治療の中では比較的治療期間が短い
  • 保険が適用されるものがある
  • 外科的な処置(手術)を必要としない
デメリット
  • 違和感を強く感じる場合がある
  • 毎食後取り外してのお手入れや、保管時に水に浸すなどメインテナンスが面倒
  • 歯肉や顎の骨の退化とともに合わなくなってくる

All-on-4治療

片顎に4〜6本のインプラントを埋入し、その上にすべての歯を並べる治療です。全顎インプラント治療に比べて治療期間が短く、費用も抑えられます。また、手術当日に仮歯が入るため見た目の回復も早いです。手術は半日程度かかりますが、入院は不要です。通常、静脈内鎮静法という眠ったかのような状態にする麻酔を使用して治療を行います。

All-on-4治療のメリット・デメリット

メリット
  • フルマウスインプラント治療に比べて費用が抑えられる
  • フルマウスインプラント治療に比べて治療期間が短い
  • 手術当日に仮歯が入るので見た目の回復が早い
デメリット
  • 外科処置(手術)を必要とする
  • 保険の効かない自由診療のため、費用の負担が大きい
  • 咬合力が強い方の場合、歯冠部が割れることがあり、修理が必要となる

全顎インプラント治療

フルマウスインプラントと言う、抜けた部分をそのままインプラントで補う治療です。残っている歯に咬み合わせや歯列の問題があるようなら、矯正治療を合わせて行うこともあります。

全顎インプラント治療のメリット・デメリット

メリット
  • 見た目には天然の歯に最も近い仕上がりになる
  • 天然の歯に近い咀嚼力の回復が見込まれる
  • 天然の歯と同じ歯磨きでのセルフケアが可能
デメリット
  • 自由診療のため費用の負担が全顎治療の中でも最も大きい
  • 数回の外科的処置(手術)を要する
  • 全顎治療の中でも治療期間が最も長い

どんな状態でも恥ずかしがる必要はありません

まずはご相談にお越し下さい

ほとんどの歯を失った方にとって、そこから治療をしようと一念発起するのはかなり勇気のいる選択です。中には「歯医者に口を見られるのも恥ずかしい」とおっしゃられる方もたくさんおられます。

しかし、私達は歯の治療のいわばプロです。どんな状態であっても、そこから少しでも良くしようとするのが私達の仕事です。「どんな治療が自分に合っているのか」「費用の問題」「期間の問題」など、治療の障壁となる問題は人それぞれです。どんな治療があなたに合っているかは、相談の上決めていただければ結構です。まずは相談にお越し下さい。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

フルマウス治療のQ&A

フルマウス治療についてのよくある質問

Q.全顎インプラントにすれば元通りの口に治りますか?
A.元通りというわけにはいきませんが、見た目の回復や歯としての昨日を取り戻すことは可能です。天然の歯とインプラントは構造的には似ていますが、天然の歯のように「たわむ」柔らかさがありません。また、インプラントには歯の根と歯槽骨の間にある「歯根膜」がという組織がありません。この歯根膜は歯と骨をつなぐ役割に加え、歯のセンサーのような役割も持っています。つまり、この歯根膜がないことで、歯に感じる微妙な感覚や噛んだときの感触が天然の歯とはちがってものに感じると言われています。しかし、それでも全顎的な治療の中でも、もっとも天然の歯に近い見た目と構造を発揮する治療であると言えます。
Q.フルマウス治療の治療期間はどれぐらいかかりますか?
A.期間は選ばれる治療や患者様の状態によって異なります。
概ねの期間でいうと、保険の入れ歯の場合で1ヶ月程度(治療回数6回前後)、All-on-4治療の場合で5ヶ月前後(治療回数4〜5回前後)、全顎インプラント治療の場合で1〜2年程度(治療回数15回前後)となります。
Q.上顎はAll-on-4、下顎は保険の入れ歯と、保険と自由診療をわけることはできますか?
A.はい。可能です。だだし、保険のルールとして混合診療と言って保険の歯と自由診療の歯の治療を混合して行うことはできません。そのため、入れ歯の治療とAll-on-4の治療を同時に行うことはできません。
Q.総入れ歯からAll-on-4にすることはできますか?
A.はい。可能です。
Q.全ての歯をインプラントにすれば虫歯になることはなくなりますか?
A.はい。虫歯にはなりません。ただし不潔な状態が続けばインプラント周囲炎というインプラントの歯周病のようなものに罹患してしまいます。インプラント周囲炎になると口臭が強くなったりインプラントが脱離する恐れもあります。天然の歯と同様のお手入れと、定期的な検診を受診いただけますようお願いします。
Q.All-on-4は4回前後の通院なのに半年近くかかるのはなぜ?
A.All-on-4は「検査」「術前クリーニング」「手術(仮歯セット)」「最終補綴」と最短4回で終わる治療です。しかし、手術後「免荷期間」と言ってインプラントが骨と結合するまで期間を開ける必要があります。そのため、回数は少なくても期間がかかってしまうということです。免荷期間はおおよそ下顎で2~4ヶ月、上顎で3~6ヶ月程度となります。免荷期間中は仮歯が入っていますので、食事も摂れますし見た目にも歯が入っています。
Q.どの治療が一番いいですか?
A.どの治療が患者様にとって一番良いかは、患者様毎に異なります。入れ歯で何も不満がない方は入れ歯で結構ですし、インプラントを使った治療をしたからといって誰もが満足のいく結果を得られるという保証はございません。自分にとって治療をすることで何を治したいのか、何に重点を置くのかによってご提案する内容も変わってきます。詳しくはカウンセリングを受診して、じっくり検討していただければ結構です。カウンセリングはご家族の方と一緒に受診いただくことも推奨しています。大切な歯のことですから、しっかり考えて、あなたにとって一番を一緒に検討していきましょう。
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

短期間で治療を進める短期集中歯科治療

歯医者になかなか通えない方へ

歯医者は通っても待ち時間ばかりが長く、通う回数が多いと感じている方が多くいらっしゃると思います。当院では保険診療で30分、自由診療で45分〜90分と、長めに治療時間を確保することで、一人ひとりの患者様に丁寧な治療ができるようにと心がけています。

しかし、いくら時間を長くとっても、様々な事情で歯医者になかなか足を運べない方や、痛みが出てから歯医者に来られる方などはどうしても治療回数が大きな問題となります。歯医者に通わないままでむし歯や歯周病などが進行してしまい、どうしようもなくなり歯医者に相談に来られるという方も少なくありません。その中には歯医者に怖くていけない方、お口にものを入れられるとオエっと嘔吐してしまいそうになる方、お仕事が忙しく通う時間がないなど、様々な事情の方がおられます。

当院ではそのような方も治療できる一つの治療方法として短期集中歯科治療をご用意しております。

短期集中歯科治療とは

短期集中歯科治療は何度も歯医者似通うことが困難な方に、歯科医師と必要に応じて歯科麻酔医による鎮静麻酔(静脈内鎮静法)を施し、痛みを伴う治療をまとめて行うことで治療回数を減らす治療法です。

全ての治療が完了したあとは予防で3〜4ヶ月に一度通っていただくことで、お口の健康を保っていきます。定期的な検診を続けることが通院回数や時間など、歯科医院に通う負担を減らす近道になります。歯医者が怖いと感じている方、嘔吐反射がある方、仕事が忙しい方などにご利用頂いている治療プランです。ご希望される方はお気軽にご相談ください。

治療の進行 1回の治療時間 治療費用(自由診療)
2倍速治療
※1日2時間歯科医師貸し切り
2時間 40,000円(税込44,000円)+治療費
4倍速治療
※1日4時間歯科医師貸し切り
4時間 80,000円(税込88,000円)+治療費
8倍速治療
※1日8時間歯科医師貸し切り
8時間 160,000円(税込176,000)+治療費
別途鎮静麻酔
※歯科麻酔を手配した場合
100,000円〜(税込110,000円〜)
※内容に応じてお見積りします

※倍速は治療の速度ではなく、1日に治療にかける時間を表しています。(2時間=2倍速)

※短期集中治療は1日で多くの処置を貸切時間の限り行いますが、1回で終了するわけではなく治療に来ていただく回数を減らす治療方法です。

このような方が短期集中治療を選択されています

  • 歯医者が苦手な方

    鎮静麻酔下で半分眠っているような状態進行するため、恐怖心を軽減しながら治療を行うことができます。

  • 複数の歯の治療

    たくさんの歯のむし歯など、多くの歯の治療が必要な方も、痛みを伴う治療をまとめて鎮静麻酔下で行います。

  • 嘔吐反射がある方

    嘔吐反射を起こしにくい器具や静脈内鎮静法(※1)など、これまで治療が受けられなかった方も受診可能です。

  • お忙しい方

    お仕事や学業でお忙しい方も、1回の治療で複数の治療工程をまとめるので、大幅に回数を減らせます。

(※1)鎮静下でも嘔吐反射が出る方もおられます。その際は可能な限りの治療のみ進めさせて頂きます。

静脈内鎮静法とは

静脈内鎮静法は、鎮静効果のあるお薬を静脈に点滴する鎮静法です。全身麻酔とは違い意識がある状態ですが、半分眠っているかのような状態になり、簡単なコミュニケーションは取れるため、「お口を開けてください」「痛くないですか?」などの問いかけにも応えることができます。その一方で、健忘効果があるため、治療中のことは覚えていない方が多く、恐怖心や不安が少なくリラックスした状態で治療を進行することができます。

当院で静脈内鎮静を行う治療は、インプラントの手術や歯周外科などの長時間に渡る外科的処置、短期集中歯科治療、身体的な既往歴のある方の治療の際に患者様のご希望やお求めに応じご提供可能です。その際は歯科麻酔医も連携し、患者様を心電図や血圧計により、全身と意識をコントロールしながら治療を進めていきます。

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※短期集中歯科治療における静脈内鎮静法は、その治療の性質や使用する材料の都合から、自由診療となります。詳しくはカウンセリング後にお見積りをお出しします。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

短期集中歯科治療のQ&A

短期集中治療についてのよくある質問

Q.短期集中歯科治療は1回で全ての治療が終わりますか?
A.短期集中歯科治療1回では全ての治療は終わりません。例えていうなら10回かかる治療を3回にまとめるようなイメージです。詳しい回数や費用は、まずは資料を撮らせていただき、カウンセリングにて治療の方針を立て、その上で期間や費用のお見積りをご提出いたします。
Q.仕事で何度も通うことができません。どれぐらい回数は短縮できますか?
A.短期集中治療にて回数を減らすことは可能です。しかし、そもそも患者様ごとに必要な治療が異なってきますので、一概に「何回回数を減らせます」とお伝えすることは難しいです。まずは1時間、検査の時間を空けていただき、足をお運びいただきましたら、診断の上、どの程度の治療回数でどのような治療が可能なのか、患者様ごとの治療計画をご提案いたします。
Q.静脈内鎮静法を使って治療をした場合、治療後すぐに帰宅できますか?
A.当院が帰宅しても問題ないと判断できましたらご帰宅いただいて結構です。
当院では静脈内鎮静法の使用には「歯科診療における 静脈内鎮静法ガイドライン」に即して行っております。付添人やタクシーで変えられる場合と歩いて帰られる場合などに分けて検査基準が設けてありますので、それを1つの判断基準とさせていただいています。鎮静が覚めるまでには個人差がありますので、治療後のスケジュールはゆとりを持って組んでいただきますようにお願いしております。

静脈内鎮静法ガイドラインの参考文献

Q.たくさんの治療を行うことで痛みや顔が腫れたりしませんか?
A.長時間の治療をすることではなく、治療の内容によってお痛みや腫れたりする場合がございます。説明をよくお聞きになり、処方させていただくお薬を服用いただき、当日はゆっくりお休みください。
Q.短期集中歯科治療は保険で受けられますか?
A.残念ながら自由診療のみとなります。保険診療は健康保険等の公的医療保険制度が適用される診療のことです。各疾患に応じて検査や治療内容等が決められているので、その制限内での治療等をしなければなりません。保険治療は、どの医療機関であっても同じ内容の診療を、同じ金額で受けることができる仕組みです。短期集中歯科治療はそのルールに準じた治療ではありません。ですから、必然的に補綴(詰め物や被せ物)も自由診療のものをご選択頂く必要があります。また、静脈内鎮静につきましても、当院での治療においては自由診療のみとなります。
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

カウンセリングについて

カウンセリングのある歯科医医院

アップル歯科はカウンセリングを大切にしています。

歯医者のカウンセリングとは

今まで歯医者さんに行き、歯科医師と同じテーブルに座りレントゲン画像やお口の中の写真を見ながら問題点や治療計画を聞いたことはありますか?

アップル歯科では患者様とのカウンセリングをとても大切にしており、お話をさせていただき納得された上で治療を開始するようにしております。病院に行って医師から「胃が悪いので今から胃を切除します。」と言われていきなり手術が始まることは無いと思います。

病院でもしっかりした説明があった上で納得し、治療が開始されるように歯医者さんでも「虫歯があるので削ります。」だけで治療が開始されるのは間違っており、しっかりした説明をし納得された上で治療が開始されるべきだと我々は考えております。

その為、治療前にしっかりとした診査、診断、カウンセリングに時間を割かせていただいております。これらを通し、最善の治療やライフスタイルに合った治療を提供させていただいております。

様々なカウンセリング

初診ヒアリング

まずは初診時にファーストカウンセリングを行います。これは現在の状態を的確に知っておく為で

  • 「どこが痛いですか?」
  • 「何に悩みを持っていますか?」
  • 「生活習慣はどうなさっていますか?」
  • 「嗜好品は?喫煙習慣はありますか?」
  • 「お口の中の理想の状態はどう考えてますか?」

等をお伺いします。

ドクターカウンセリング

レントゲンやお口の中のお写真等、診査・診断に必要な資料を取らせていただき、歯科医師がお口の中の状態をチェックします。そこで主訴(最も改善してほしいポイント)を初診時に改善することができそうであれば主訴の改善のための治療を行います。

主訴の改善を行った後はいよいよドクターによるカウンセリングです。ここでは
「なぜ虫歯ができたのか。お口の中が悪くなってしまった原因は何か。」
「○○さんは今後ここが悪くなってきますよ」
等今のお口の中の状態と、

  • 治療方法の選択肢
  • 治療内容の説明
  • 治療回数や費用

等治療に関しての内容の説明を行います。

その際に疑問や分からないことがあればどのタイミングでもお気軽に質問していただいてOKです。患者様のお手伝いが我々の仕事ですので一番納得される治療法を提供させていただいております。

予防カウンセリング

当院では、治療に関するカウンセリングだけではなく、予防に関するカウンセリングも行っています。

予防カウンセリングでは、患者様の口腔内の状態や、菌の状況、磨き残や歯磨きの癖などの改善などをお話したり、歯に関する様々な知識を持っていただくことで、患者様自身にむし歯や歯周病にならないための行動を身に着けて頂きます。

多くの方がこの予防カウンセリングを通じ、歯の大切さや定期検診の重要性をご理解頂いています。大切な歯を守るために、ぜひ予防カウンセリングを受診して下さい。(カウンセリングに費用は頂いておりません)

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

歯の根をしっかり治療する精密根管治療

歯を長持ちさせるための根管治療

精密根管治療とは

「歯の根の治療」とは、主に歯髄がむし歯や外傷などに伴い、炎症や感染を起こしてしまったことで、歯髄を取って歯髄が入っていた根管内を綺麗にする治療のことを言います。歯髄の入っている歯の根は形が複雑になっており一つの根の中で細長い管が入りくんでいます。この根の管を掃除する治療には細心の注意が必要です。

歯の根の治療には「保険が適用される」という認識をお持ちの方がほとんどかと思います。しかし、日本の保険制度で保障しているのはあくまで必要最低限度の治療です。もちろん、保険治療でもできる限りの治療は施しますが、ルール上、出来ることには限りがあるのが現実です。そのため、保険治療で根の治療した歯が根の病気が再発する確率は約50%程度と言われています。(※1)

精密根管治療は、この歯の根の治療を保険治療では使用できない機器や器具、手法を使い、時間をかけて施術することで、この成功率を高め、再発のリスクを下げることで、自身の歯を長持ちされる治療のことを言います。

※1)根管処置歯における根尖部X線透過像の発現率

歯を長持ちさせるための根管治療

当院では無菌的処置、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)、CT撮影など最新の器具や技術を使用することでより精度の高い治療を提供しております。

無菌的処理(ラバーダム防湿)

根の病気の原因は細菌の存在です。そしてその細菌は治療中も口腔内にて棲息しています。根管治療の成功率を高めるには、まずこの細菌の根管内への侵入をいかにして防ぐかが重要なポイントとなります。

精密根管治療では、唾液中の細菌から根管と術野を汚染から防ぐ為にラバーダム防湿を行います。ラバーダム防湿とはラバーダムと呼ばれるゴムのシートを治療する歯に装着して汚染防止します。治療器具は患者様ごとに滅菌していますので、根管内に細菌が入る可能性は極めて低い状態となります。

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)

保険治療の根の治療は費用の問題からどうしても「時間」に制約が出てきてしいます。そのため、マイクロスコープを使うことはあっても、確認時のみとなり、治療時は肉眼で行うことになってしまいます。そのため、肉眼では小さな根の管が見えないこともありそれが原因で病気が再発することがあります。

写真の赤丸で囲んだような根管は、肉眼では見落としてしまいがちな根管です。

精密根管治療では、常にマイクロスコープを覗きながらの治療時間を確保できるため、複雑な根の中を拡大した視野で確認しながら病気の原因である細菌と汚れを除去していきます。またマイクロスコープを使うことで歯の削除量を最小限にすることもできるため、歯が弱くなるのを防ぎます。

肉眼で見た根管

マイクロスコープで見た根管

3次元画像による確認(歯科用CT)

普段撮影するレントゲン撮影は2次元的でしか歯の状態を知ることができませんが、CT撮影をすることで根の形や小さな管などを見つけることができ、より正確な診断をすることができます。

目視では見えない情報も、立体的な画像で確認することで、より詳細に根管の状態を把握することが出来るようになり、安全性に寄与します。

※2)根管内が硬組織で覆われていたり、湾曲した根管では、歯科用CT画像と歯科用顕微鏡とを併用することにより、より安全に根管の探索を行うことが可能である

大阪で精密根管治療が得意な歯医者をお探しの方へ

精密根管治療は歯科選びが大切

一般的に根管治療は、歯科治療の中でも難易度が高い治療といわれています。

感染した神経を除去するだけの治療と言えば簡単に聞こえるかもしれませんが、歯の神経が入っている根管はとても複雑に入り組んでおり、個人差もあります。

精密根管治療は、根管内の感染部分を見落とすことなく除去し、綺麗に清掃することが重要になり、歯科医師の技術や経験値はもちろん、マイクロスコープやCT、ラバーダム、MTAといった材料や機器を使用するか否かで成功確率に大きく影響します。

大阪で精密根管治療をお探しの方は、まずそういった器具や機器がしっかりと備わっているか、精密根管治療を得意とする歯科医師は在籍しているのか等をチェックすることが大切かと思われます。

当院では、患者様の歯を出来る限り残すことを1番に考え、患者様にご負担をおかけしないような治療を心がけています。

もしも大阪で精密根管治療を希望されている方は、ぜひ一度、当院にご相談くださいませ。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

歯髄温存療法

歯の神経を守る治療

歯髄温存療法とは

虫歯が神経に到達するくらい大きく広がっている場合、通常では抜髄という歯の神経(歯髄)を全て取り、根の中を綺麗に掃除しないといけません。この処置を歯科では「抜髄」と呼びます。抜髄をした歯は治療で削る分、歯質が少なくなり神経のある歯より割れやすくなります。更に、生活反応を失うことで虫歯の再発リスクも高くなります。

簡単にいうと、神経を失った歯は歯の寿命が短くなってしまうということです。ですから、私たち歯科医師は出来る限り神経を残したいと考えます。

根管部まで進行してしまった場合でも極力神経を抜かずに、感染した神経のみを除去する治療を「歯髄温存療法」と言います。アップル歯科では、保険診療では抜髄が適用される症状でも、患者様の希望におうじてこの歯髄温存療法をご提案することがあります。

抜髄治療を回避するMTAセメント

歯髄温存療法で近年よく使用される歯科材料に、MTAセメントというものがあります。

MTAセメントは他の材料と比較し良好な生体親和性、封鎖性、抗菌性を持つという特徴があります。メリットとして歯の神経を残せることにより歯の寿命が長くなる点が挙げられますが全ての根の治療において適応できるわけではありません。治療前に精密な診査を行い虫歯を取りきった上で判断させて頂きます。

MTAについては、他の材料と比較され、その優位性が証明する論文もあります(※3)。

※3)MTAがCH(水酸化カルシウム)と比較して直接覆髄後のより良い長期結果を提供することを示しています。

歯の神経を守るための治療「MTAセメント」

従来までの治療法【抜髄】

歯の神経を取り、コアという土台を入れて歯を被せます。

MTAセメントを使うと…

歯の神経を抜くことなく生活歯のまま保存します。

MTAが適応できなかった場合

残念なことに、MTAの適応は、肉眼でむし歯の進行を確認するまで判断が出来ません。診断画像上では適応の可能性があったとしても、むし歯を削る上で「MTA」が出来ないと判断した場合、そのまま保険診療で治療してしまうことも可能ですが、アップル歯科では治療の成功率が高く、再治療のリスクが低い「精密根管治療(自由診療)」をおすすめしています。

その場合、MTAセメントの治療費用はいただきませんので、費用に大きな差は生まれません。もちろん、神経が残せた場合と残せなかった場合では、治療の予後は変わってきますが、再発のリスクを考えると精密根管治療を行ったほうが、いずれ歯を失うリスクを下げることができます。

動画で歯髄温存療法をチェック

アップル歯科公式Youtubeチャンネルでは、梅田アップル歯科にて治療を行った実際の患者様の治療動画を公開しております。

映像内でも治療内容を解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

精密根管治療のよくある質問

精密根管治療についてのよくある質問

Q.保険の根管治療とどう違うのですか?
A.使う道具・治療にかける時間・治療時の視野など、色々違いはありますが、簡単に言うと治療後のリスクが大きく異なります。保険の治療を一言でいうと「痛みの除去」が中心となります。悪くなった部分を切除し、蓋をする治療です。精密根管治療を一言でいうと、再発予防を含めた治療です。根管内をきれいにし、細菌の侵入を徹底的に塞ぐことで、むし歯の再発を防ぐ治療となります。 費用はかかってしまいますが、治療期間は短縮され、再発のリスクが大幅に下がるのが精密根管治療です。
Q.歯が痛いのですが、MTAを使えば神経を抜かずにすみますか?
A.継続的なお痛みがある場合は、MTA自体の適応症例に含まれない可能性があります。神経を抜きたくない場合はお早めにご受診ください。
Q.なぜ保険の根管治療ではマイクロスコープを使用できないのですか?
A.マイクロスコープを使用できないわけではありません。保険の根管治療でも、マイクロスコープで根管を確認することはあります。しかし保険の場合、決まった予算の中で治療を行うため、時間をかけて治療を行うと採算が合いません。当院は保険の治療に30分と長めにとっておりますので、必要に応じてマイクロスコープを使うことは行っております。それでも、60分間マイクロスコープを覗きなが治療を行う精密根管治療とと比べると治療の精度には大きな差がでてしまいます。
Q.MTAが出来なかった場合、その後精密根管治療をお願いすると、費用は倍程度かかるのですか?
A.いいえ、MTAが可能かどうかは、歯を削ればわかります。歯を削った後、MTAが難しいと判断場合、精密根管治療をご希望されるのであれば、MTAは行っておりませんのでその費用はかからず、精密根管治療の費用から差し引く形になります。
Q.歯の根の治療を自由診療で受けた場合、被せ物で保険は使えないのですか?
A.はい。残念ながら保険のルール上、自由診療で治療した歯に保険の補綴(詰め物・被せ物)をすることはできません。銀歯やCAD&CAM冠もお選びいただくことは可能ですが、こちらも保険適用外の費用を頂く必要があります。費用とメリット・デメリットを考えると、セラミックやゴールド(金)の素材の歯を選んで頂いたほうが良い結果を得られる可能性は高くなります。相談の上決めていただければ結構です。
Q.精密根管治療後の歯はセラミックになりますか?
A.はい。セラミックをお選びいただくことも可能です。ただし、奥歯(7番目)の場合は咬み合わせが強いならゴールド(金)の方が良い場合もあります。相談の上決めていただければ結構です。
Q.精密根管治療を行えば、歯は長持ちしますか?
A.厳密に言うと精密根管治療は歯を長持ちさせるための治療ではありません。しかし、通常の根管治療に比べて再発のリスクを大幅に下げることが出来ます。それでもいずれはまた悪くなる可能性もゼロではございませんので、歯を長持ちされるには、ご自身のセルフケアと、我々歯科医師のメインテナンスやチェック等、お互いの努力が必要であると考えます。
Q.精密根管治療は治療期間も短くなりますか?
A.はい。通常の根管治療では補綴(詰め物や被せ物)まで10回以上かかることがあります。期間でいうとおそらく2〜3ヶ月程度かかってしまいます。一方の精密根管治療は概ね3〜5回の治療回数となりますので、1ヶ月程度で治療が終わります。
Q.保険の根の治療は駄目なのですか?
A.いいえ、駄目なわけではありません。痛みを取ったり、感染した部位を取り除くなど、十分な治療は可能です。ただ、そこに付加価値があるのが自由診療の精密根管治療です。今の痛みや悪いところが取れれば十分と思うのであれば保険でも結構ですし、私達も皆さんが選ばれた治療に全力であたらせていただきます。もし、痛みや悪いところを取るだけではなく、将来的に歯を長持ちさせたい、再発リスクの低い治療を選びたいという患者様であれば精密根管治療のご提案をさせていただきます。
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

メタルフリー(ノンメタル)治療

金属を使わない歯の治療

メタルフリー(ノンメタル)治療とは

「メタルフリー治療」とは、金属素材をつかわない材料で詰め物や被せ物を作り利用する治療の事を言います。ノンメタル治療と呼ばれることもあります。口の中の金属の詰め物被せ物を外すことにより見た目が白く綺麗になるのと金属アレルギーの患者さんにはアレルギー症状を軽減できる可能性があります。(※1)

金属素材を使わない詰め物や被せものは、むし歯や外傷の治療の際に、その都度の選択で選ぶこともありますが、口の中の治療歯の金属をすべてやり変えて欲しいと希望される方もおられます。

歯科金属が口腔内に及ぼす害について

歯科金属が口腔内に及ぼす影響は主に金属アレルギーとメタルタトゥーがあります。金属アレルギーは歯の詰め物被せ物に使われた金属が原因で、アレルギー症状が出てしまう事をいいます。貴金属(金合金)やインプラントに使われているチタンではあまりありませんが、保険治療で使われる金属の中にはパラジウム、ニッケル、スズ、亜鉛などアレルギーの原因になるえるものがあり、金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることがきっかけで起きてしまいます。

症状:皮膚のトラブル

口腔内では接触する部位における口内炎や舌炎が生じます。また、粘膜がただれたり、発赤を生じたりすることがあります。口腔内以外では手足のかぶれや頭痛、肩こり、神経症状、臓器機能障害などが生じる可能性があります。

主な病名として、アトピー性皮膚炎接触性皮膚炎掌蹠膿疱症等があります。

このような症状があり金属アレルギーかどうかを判定するには、歯科にて金属アレルギーの診断はできないため、皮膚科でのパッチテストを受診いただくことになります。かかりつけの皮膚科がない場合は、当院からご紹介も可能です。

症状:メタルタトゥー

メタルタトゥーは被せ物や差し歯の金属から出る金属イオンが原因で起こる歯茎の黒ずみの事をいい、歯の根元の所の歯茎が黒く変色してしまった状態のことを言います。メタルタトゥーを消すにはレーザー治療などが必要になります。

ただし、メタルタトゥーに似た症状は、歯の金属意外が原因で発生することもあります。代表的な例としては喫煙による歯ぐきの黒ずみです。どちらの場合でも所にはレーザー治療が必要となります。気になる場合はご相談下さい。

※)参考文献

メタルフリー治療のメリット・デメリット

自由診療のメタルフリー治療の場合

メタルフリーのメリット

  • 金属アレルギーの原因にならない
  • メタルタトゥーを抑えることができる
  • 見た目が綺麗で口元を気にせず笑える
  • 当院で治療の場合3~5年の保証がある
  • 治療後の虫歯の再発のリスクが減る

メタルフリーのデメリット

  • セラミックの場合費用がかかる
  • 金属からやりかえる際、金属アレルギーの症状が著しく出る場合がある
  • 更に歯を削る必要がある
  • 金属に比べて強度は低く、割れる可能性がある

保険でもメタルフリーはできるの?

現在は保険治療でも「白い素材」の歯が作成できます。CAD&CAM冠と言って当院でも取り扱っています。

ただしCAD&CAM冠には様々な条件があります。条件を満たせたば保険での白い歯による治療は可能ですが、ご理解いただきたいのは「セラミックの歯とは違う」ということです。

通常のレジン(樹脂)よりは硬いですが、金属には及ばず、割れたり摩耗するリスクはあります。また、白いですがセラミックのような透き通った審美性はありませんので、天然歯と比べると違和感は残るかもしれません。そのため、場合によっては金属のほうが適している場合もありますので、その際はご希望に添えない(白い素材を使用できない)場合もございますのでご了承下さい。

保険でどこまでできるか、どの素材を選ぶかなど、当院では通常のカウンセリング意外に「補綴カウンセリング」という補綴物を説明・相談するカウンセリングをご用意しています。お気軽にご利用下さい。

メタルフリー治療の治療例

治療前

治療後

治療の内容 セラミックインレーとクラウンによる補綴物のやりかえ治療とホームホワイトニング。
期間・回数 1年・18回(カウンセリング・検査・歯周病治療含む)
費用 自由診療:セラミックインレー10歯、デジタル(セラミック)クラウン×1本 総額 555,000円(税込610,500円)(当時の価格)
※現在の価格では682,000円(税込)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。
  • 治療後、知覚過敏や痛みなどが出たり、吸収された骨が再生しなくなることがあります。
  • また、歯肉が退縮して歯が長く見えたり、歯と歯の隙間が広くなったりすることもあります。

自由診療の詰め物(インレー)の費用

種類 説明 料金

セラミックインレー
セラミック(陶磁器)で作る詰め物(インレー)です。セラミックは白く歯にそっくりな加工が可能なため、見た目にも優れた補綴物です。歯垢や汚れが着きにくく落としやすいため、二次カリエス(むし歯の再発)リスクも低い詰め物です。ただし、金属ほどの耐久性はないため、咬み合わせのダメージが考えられる場合は、適応しない場合もあります。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
55,000円
(税込60,500円)
セラミックアンレー
セラミックアンレー
セラミック(陶磁器)で作る、歯の上部全体もしくは咬合面全体を覆うような大きな詰め物(アンレー)です。セラミックは白く歯にそっくりな加工が可能なため、見た目にも優れた補綴物です。歯垢や汚れが着きにくく落としやすいため、二次カリエス(むし歯の再発)リスクも低い詰め物です。ただし、金属ほどの耐久性はないため、咬み合わせのダメージが考えられる場合は、適応しない場合もあります。
治療期間…むし歯治療後2週間程度、治療回数…虫歯治療後2〜3回
65,000円
税込71,500円

自由診療の被せ物(クラウン)の費用

種類 説明 料金
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E-maxセラミッククラウン
E-maxという、二ケイ酸リチウムガラスを主成分とする新しいセラミック素材でできたクラウンです。これまでのセラミックに比べて強度が高いセラミックで、審美性・強度とも優れたクラウンです。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
120,000円
(税込132,000円)
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オールセラミックジルコニアクラウン
セラミックにジルコニアという人工ダイヤモンドを裏打ちしたクラウンです。金属の裏打ちと違い、色が目立たないため、メタルボンドより審美性が高く、優れた強度を保てるセラミッククラウンで、咬合力た高い方でも適応可能な補綴物です。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
130,000円
(税込143,000円)
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プレミアムジルコニアクラウン
オールセラミックジルコニアクラウンに、審美性を特化したクラウンです。優秀な技工士による職人技で、美しく、天然の歯に近い補綴物を作成します。
治療期間…むし歯治療後3週間程度、治療回数…虫歯治療後4〜6回
160,000円
(税込176,000円)
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フルマウス加算
複数歯の治療で、咬み合わせを考えて治療計画が必要な場合の難加算の費用です。時間をかけて、しっかり噛み合う咬合を作ります。 治療費の10%〜20%

その他補綴に関する料金表

種類 説明 料金
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ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、その上にセラミックのシェルを貼りつけて、審美性を整える治療です。
治療期間…2週間程度、治療回数…3回
120,000円
(税込132,000円)
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仮歯
治療途中の歯を守ったり、見た目の悪さを軽減する他、咬み合わせの改善の為に使用することもある一時的な仮の歯です。 1歯2,000円
(税込2,200円)
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プロビジョナル
最終の補綴(詰め物や被せ物)を入れる前の精密な仮歯です。咬み合わせや修復後の形状を整えていきます。審美性や機能性を高めるには必要な仮歯です。 1歯10,000円
(税込11,000円)
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ファイバーコア
ガラス繊維強化樹脂を使ったコア(歯の土台)です。透過性と弾力性があり、オールセラミックの歯と合わせるとより審美性が高まります。金属アレルギーの方にも有効です。 1歯15,000円
(税込16,500円)
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ゴールドコア
金を使ったのコアです。金特有の柔軟性があり、アレルギーも少ないコアです。 1歯20,000円
(税込22,000円)
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

メタルフリー治療についてのQ&A

メタルフリー治療についてのよくある質問

Q.自由診療でしか治療ができませんか?
A.歯によっては保険治療で金属素材以外でできる場合もあります。 しかし色や虫歯の再発のリスクを考え耐用年数が長いものを希望される場合は自由診療での治療を選択して頂く方が口腔内環境を良好に保てる場合があります。
Q.金属アレルギーかもしれないのですが歯科医院で検査などはしてくれるのですか?
A.歯科では金属アレルギーの検査や診断はできません。 マッチテストなどの検査は皮膚科等への受診が必要となります。 かかりつけの皮膚科などがありませんでしたら当医院では提携している皮膚科にご紹介を行なっておりますのでお申し付けください。
Q.口の中の金属を全て無くしたら金属アレルギーはなくなるのですか?
A.金属アレルギーは金属から溶け出した金属イオンが体内に吸収されることがきっかけで起きてしまいます。口腔内の金属をなくすことで症状の緩和はされますが 残念ながら根本的にアレルギーの体質がなくなるわけではありません。
Q.金属アレルギーの人は義歯や矯正はできませんか?
A.アレルギー反応が起こる可能性はあります。その場合は検査をして金属を使わない義歯や矯正器具を選択したりアレルギー反応のある金属成分が入っていない材料にすることが可能ですのでお気軽にご相談ください。
Q.歯ぎしりをすごくするのですが白い詰め物は割れたりしませんか?
A.金属と比べると強度は劣りますがセラミック材料の中でも強度が強いものもあります。また歯ぎしりをされる方や食いしばりがある方は診断した上でマウスピースの着用を薦めさせて頂きます。万が一割れてしまったりした場合は保証内では作り直させて頂きます。
この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長

小児期に歯並び矯正を行う利点とは

子供の歯の矯正はいつから始められる?

基本的には幼少期からスタートできます

永久歯と乳歯が混在する6〜12歳頃に治療することをⅠ期治療と言い、矯正治療はこの時期から始めることができます。矯正をⅠ期治療で始めることのメリットはいくつかあり、永久歯が生え揃ってから始めるⅡ期治療よりも歯を動かす量を減らせたり、期間を短縮できる可能性があります。

また、顎や歯が正しくかみあっていない状態(不正咬合)で過ごす時間が長くなるほど、虫歯や歯周病を悪化させるリスクがあるため、小児期から治療し、歯にダメージを与えることなく綺麗なまま保存できることがあるのも利点の一つです。

骨格が成長しきってから矯正を始めると、歯科ではなく、美容整形あるいは外科矯正で治療せざるをえない場合もある上に、小児期よりも歯が動きにくくなることもあります。

もちろん患者様によって状態は異なりますので、必ずしも小児期から矯正する方が良いとは言えませんが、後のことを考ええると、早めにご相談をされることをお薦めしています。。

Ⅰ期治療でできること

  • 歯列弓(歯のアーチ)育形成・・・すきっ歯やガタガタの調整
  • 骨格の形成・・・下顎前方誘導、口蓋の拡大
  • 習癖の除去・・・指しゃぶりや舌の突出の除去
  • Ⅱ期矯正治療の効率性を高める

進化し続ける歯並び矯正

これまで、小児期の矯正治療は拡大床とワイヤーを使った矯正で、主に顎の大きさを広げて歯が並ぶような土台づくりとして顎の成長をコントロールさせるものでした。

もちろん、全ての歯が綺麗に並ぶこともありますが、成長が進むにつれて叢生(歯のがたつき)の部分が残るケースも多々ありました。

しかし近年では、マウスピース型の矯正装置が開発され、中でもインビザライン社のマウスピース矯正装置「インビザラインファースト」はお子様の歯を1つ1つ動かして歯を並べることができるようになり、注目を集めています。

Ⅰ期治療をインビザラインファーストで行うメリット

成長期を活かして歯並びを治療します

インビザラインファーストは、お子様の顎の成長をコントロールすることと並行して、歯の並びを整えるマウスピース型の矯正装置です。

従来の矯正では「顎の大きさのコントロール」と「歯列矯正」は別々の時期に行っていましたが、インビザラインファーストは同時進行することができるのです

また、将来的に永久歯が萌出する予定のスペースをあらかじめ担保しておくこともできます。そのため、永久歯と乳歯が混在する時期でも本格的な歯科矯正治療を実現できます。

1.目立たない

インビザラインファーストは薄くて透明なプラスチック製の矯正装置です。従来の矯正器具のようにワイヤーが目立つ、というようなことはありませんので、お子さんがコンプレックスを持つことなく治療できます。

2.違和感が少ない

従来の装置と比較して、装着した際の違和感が少ないので、子供でも抵抗なく装着してくれることが多いです。また、大きな器具が入らないため、口腔内に傷をつけにくいのです。 もちろん着け始めは違和感を伴いますが1週間もあれば慣れるお子様がほとんどです。

3.痛みが少ない

凹凸のある器具は使わないので、頬や歯茎を傷つけることがほぼありません。ワイヤー矯正と比較しても1度にかける力が小さいため、歯を動かしている際の痛みも感じづらいです。

4.虫歯や歯肉炎になりづらい

マウスピース矯正装置は、いつでも取り外しが可能なので、装置と歯の隙間に食べかすがたまっても、歯磨きで除去できるので、虫歯予防にもつながります。

5.スポーツや金管楽器にも

矯正装置にワイヤーやブラケットが付いていないため、装置を取り付けたままスポーツをしてもお口の中を傷つけません。同様に、金管楽器で演奏する際も邪魔になることは少ないでしょう。

6.治療期間が短い

従来まで、顎の拡大と歯並び改善を、それぞれ異なる期間に分けて行っていましたが、マウスピース矯正では同時に行うことができるので、治療期間の比較的短く済みます。

7.指しゃぶりや舌の突出癖などの習慣改善にも

小児期に起こる歯列不正の主要な原因のひとつが指しゃぶりです。

指しゃぶりは、指を口で吸うことで上下の前歯が噛み合わなくなったり、顎の咬み合わせがズレてしまったりと、歯と顎の成長に影響を与えてしまう可能性があります。

具体的には、上の前歯が突出した「出っ歯」や、上下の前歯の間に隙間ができる「開咬」という状態になってしまうきっかけになってしまう恐れがあります。

マウスピースをしている間は指しゃぶりしづらく、同時に矯正も行うため、歯並びの悪化を防ぐことができます。

インビザラインファーストの注意点

1.毎日装着しないと効果が現れない

インビザラインファーストは、取り外しできるのが大きな利点ではありますが、そのメリットの反面、きちんと装着していただけねば、矯正の結果は現れません。 お子様の協力がもちろん必要ですが、保護者の方の管理も重要となります。

目安としては、1日20時間以上はアライナー(矯正装置)を装着していただかないと、想定通りの治療効果が得られない可能性があります。

2.治療期間について

患者様の歯列の状態によって、治療期間は変動しますが、基本的には最大でおよそ18か月となります。

ワイヤー治療に比べてⅡ期治療の必要性は低い傾向があるとはいえ、最終的な仕上げとして永久歯が生えそろった時期の矯正も想定していただければと思います。

インビザラインファーストによる矯正治療が終了した後のⅡ期矯正移行は、治療後10年以内におこなうことをお勧めとされています。

また、Ⅰ期治療の終了後にⅡ期治療に移行するかどうかは、歯科医師の判断と患者様のお気持ちによって決まります。

3.インビザライン矯正ができない場合もあります

残念ながら全ての患者様に適応できるわけではありません。歯並びや顎の状態によっては、インビザラインファーストによる治療が適さない場合がございます。その場合、他の治療法を提案させていただきます。

マウスピース型矯正装置(インビザラインファースト)の適応条件

第一大臼歯を有し、切歯(乳歯もしくは永久歯)の少なくとも2歯が2/3以上萌出。

少なくとも3/4顎 に乳歯(C、D、E)又は未萌出の永久歯(3、4、5)を2歯以上有していること

インビザラインファーストの費用

インビザライン

  • 税込440,000円〜880,000円
  • マウスピース矯正
  • 歯並びの状態により異なります。

調整料

  • 0円
  • 3ヶ月に1度程度
  • マウスピース型矯正装置はトータルフィー(調整費込)となります。

お子様の歯並びでお悩みの方に

インビザラインファーストによる子供の歯並びは、顎の成長に合わせて治療することで、身体への負担を小さくし、歯も動きやすいのでスムーズに治療が進められる場合が多く、結果的に成人から治療を始めるよりも費用を抑えることも期待できます。

また、矯正装置が目立ちにくいのでお子様のコンプレックスになりにくく、周囲の人に気づかれずに矯正できる可能性もあります。

小さなお子様にとってさまざまな利点がある治療ですが、マウスピース矯正は自費診療となりますので、費用の負担は決して小さくありません。

そのため医院側から無理に勧めることはありませんのでご安心ください。

この記事の編集・責任者は歯科医師の新殿 慶太です。
梅田アップル歯科院長
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医院情報

医院名:梅田アップル歯科
  • 〒530-0012 大阪府 大阪市北区芝田2丁目3−9 EXCEL UMEDA 2F ヨドバシカメラ マルチメディア梅田南側
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休診日:日曜・祝日 ※日曜・祝日診療は右記記診療カレンダーをご覧下さい。

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