インプラントは危険な治療ではありませんが、どんな治療にもリスクはあります
インプラントは入れれば必ず定着し噛めるようになり、一生涯何もしなくてもOKという治療ではなく、しっかりしたメンテナンスや噛み合わせに対しての対策をしていなければいけません。
また、インプラントに失敗する人には共通点があります。事前に対策を行うことで成功率を上げる事ができるため患者さんの協力と歯科医師の診断力が必要不可欠になります。
歯磨きや歯医者さんでの歯石取りをせずお口の中に歯垢や歯石がたくさん付いてしまっている方はインプラントの失敗確率が高くなります。歯垢や歯石は細菌の塊なので、インプラントと骨の周りに炎症作用を発生させ、インプラントがうまく定着しない、もしくは定着していたけれども抜けてしまう、といった事が起こります。
歯軋りや食いしばりをする人はインプラントに余計な力をかけてしまうため、プラークコントロールが悪い人と同様でせっかく埋めたインプラントが定着しなかったり、定着したインプラントが抜けてしまったりします。そのため、歯軋りをしていたり食いしばりしたりする人に対しては歯軋りや食いしばりをやわらげるマウスピースを製作する事をお勧めしております。
喫煙は体だけでなく歯や歯周組織にとっても悪い働きをします。タバコは歯周病を悪化させるだけではなく、インプラント治療においても大きな失敗のリスクとなります(※1)。特に1日20本以上お吸いになられる方はとてもリスクが高くなります。1番の理想は禁煙していただく事ができればいいのですが難しい場合はリスクを承知で処置させていただく事となります。
インプラント脱落と喫煙との関連性については,現在喫煙の患者,すなわち埋入時あるいはそれ以前に遡ってたば こ煙曝露が継続してある場合,オッズ比で約 2 倍の脱落リスクが有ることがわかった
骨がスカスカでやわらかい人はインプラントに対しリスクがあります。骨粗鬆症の人はインプラントができないというわけではありませんが、普通の人より治療期間がかかったりすることがあります。より骨に結合しやすいインプラントも存在しているため、症状に合わせて対応する事は可能ですが、「ビスホスホネート製剤」という骨を強くしている薬を飲まれたり、注射したりされている方は一時的に薬を止めてもらう場合や、施術する事ができない場合があります。
糖尿病は免疫力が低下してしまう為、感染のリスクが大きく傷も治りにくいためリスクが高いと言えます。特に糖尿病の方に対してはHbA1c(糖尿病の数値)や合併症の有無をお聞きし、特にリスクが高い場合は内科医に対診させていただくこともあります。
インプラント治療を行うに対して術後に飲んでもらいたい薬があったり、タバコを少し我慢していただいたり、硬いものをしばらく食べないでもらいたかったりとインプラントを失敗しないようにアドバイスをすることがあります。
この大切なアドバイスを聞かない人はインプラントを失敗する確率が高くなります。
治療前に噛んでいなかった部分が歯の移動によって噛むようになり、歯の一部がすり減ることがあります。
医院情報
医院名:梅田アップル歯科曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
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