「歯が痛い」「詰め物や差し歯が取れた」「顎や顔が腫れている」、歯のお痛みや悩みは、突然訪れることがあります。しかし、いざ歯医者さんに行こうと思ったとき、予約をした方がいいのかどうか悩まれたことはないですか?
例えば仕事や学校で外出先で突然歯痛に見舞われた場合や、朝起きたら顔が顎や頬が腫れていたなど、「すぐに診て欲しい」と思うこともあるかもしれません。しかし、歯医者は基本的には「予約制」のクリニックが多いです。これは、歯医者の治療は内科や耳鼻科などの医科とは違って、診察や治療に時間を要すためです。
例えば風邪などは、よほど悪くなければ胸の音を聞いて、喉を診て、診察時間は数分程度で終わることが多いのではないでしょうか?しかし、歯の治療は、レントゲンなどの資料を撮って、お口の中を確認し、痛みや腫れを取る処置を行い、更に仮蓋をします。
このように、歯医者では早いところでも15分(当院の場合は初診は60分)はかかってしまうため、予約無しだと長時間の待ち時間が生じるため、予約が推奨されます。
しかし、だからといって痛みを我慢するにも限界があったり、前歯の治療など急いで審美回復が必要な場合もあります。そのため、予約無しでも診てもらうことが可能です。
歯医者さんやお医者さんには「応召の義務」と言って、患者さんからお痛みや治療の訴えがあった場合、それに応えなければならないという決まりがあります。
そのため「痛みがある場合」や「すぐに治療が必要な場合」など、緊急を要する際は、予約なしでも診てくれます。ただし、歯医者さんには予約をしている患者さんが大勢来ている場合もあるため、その予約が優先となり、自身の治療はその予約の合間になっていしまうことはあります。
痛みや腫れ、見た目の不良がある場合で、当日歯医者に行こうと思った場合、できるだけ待ち時間を少なくするためには、予約なしでも急患で診てもらいたいという連絡をいれることをお勧めします。
前述したように、歯医者さんには予約をしている患者さんがたくさんあります。しかし、電話を頂くことで、症状に応じてすぐに処置をする準備をしたり、できる限り待たせない時間帯をご案内することができます。
また、当日であっても空き時間があれば、通常の新患さんと同じくしっかり時間をお取りすることが出来る場合もあったり、キャンセル枠をその時間に回すこともできます。
当日お痛みや腫れが出た場合、いきなり歯医者にかけこむよりは、お電話をしてから行く方が、患者さんにとっても歯医者さんにとってもいいことが多いといえます。
ただし、歯列矯正や審美的な治療など、急を要さない治療や相談の場合、急患枠では診ることができませんので、きちんと予約をしてから通う必要があります。
初めての歯医者さんに行く場合、歯医者に限らず初診時には「初診料」というものが発生します。初診料とは保険の制度で、患者さんがその医療機関で初めて診察を受ける際に請求される診察料のことで、歯医者さんの場合264点(令和6年1月現在)が検査代や治療代の他に加算されます。264点ということは、1点が10円ですので2,640円です。3割負担の方の場合792円程度と、それほど高くない金額ですが、これにレントゲンや口腔内写真などの検査料、処置料などが加わり、合計すると3,000円〜4,000円(3割負担の方の場合)の間ぐらいなることとが多いです。
ただし、稀に処置が多かったり、初診で治療が完了する場合などは、5,000円近く必要になる場合もあります。ですから初めての歯医者さんの初診には、5,000円程度持っていった方が安心です。
2回目以降の治療は、この初診料が必要ないので、1,000円〜2,000円(3割負担の方の場合)ですむことも多くなります。
初めての歯医者に「今から行く」となった場合、手元に現金があれば安心ですが、出先などで現金を持ち合わせていない場合、歯科医院でカードや電子マネーは使えるのかどうかは知っておく必要があります。
これは歯科医院ごとに違うので注意が必要で、現金しか使えない歯科医院もあります。また、カードは使えても自由診療に限定しているという歯医者さんもあるそうです。
ですから、現金がない場合で、歯科医院ホームページなどで支払い方法などの記載がない場合、お電話で問い合わせた方が無難です。
因みに当院では、保険・自由診療に関係なく、ほとんどのカード・電子マネー・QR決済が使用可能です。詳しくはこちらをご参照の上ご確認ください。
急に歯が痛くなった場合で歯医者さんに行く際、手元に保険証がないということもありますね。そんなときでも、歯科治療は受診できます。
ただし、健康保険に加入していることがわかっていても保険証がない場合は、一旦10割負担(健康保険の負担割合に関係なく)でお支払い頂く必要があります。例えば初診の場合、3割負担の方の場合で3,000〜4,000円ですので、10,000円〜13,000円程度必要になります。
しかし、保険に加入している場合、後日保険証をご持参いただくことで、同月内なら歯医者さんで差額の返金を受けることができます。ただし月を跨ぐと、歯医者さんは月末に保険請求を保険組合などに行ってしまうため、歯医者さんからの返金ができなくなります。その場合は、加入している保険組合に直接返金を請求頂くことで、差額の返金を受ける事ができます。
歯医者に行く時「歯磨きした方がいいの?」と迷う方もいらっしゃるそうです。結論から言うと、歯磨きはしてから頂いたほうが良いです。
これは決して歯磨きをしていないお口を診るのが嫌とかいう問題ではありません。歯医者さんからしてみれば「貴重な時間を大切に使うため」、歯磨きをしてからお越しいただきたいのです。
治療が始まって、もし歯磨きをしていなければ、先に汚れを落とす必要があります。例えば歯についた食べかすは、4~8時間ほど経過すると、歯垢(プラーク)というものになります。このプラークは細菌の塊のようなもので、そのまま治療を行うと、削った歯の部分に細菌が入ってしまうことになります。歯の治療を行う上で、この細菌の感染を防ぐことはとても大切です。ですから、歯垢がついていた場合、治療の時間にこのプラークを取るという時間を要してしまいます。
これに時間を取ってしまうことで、治療に時間がかかってしまったり、治療の進みが悪くなったり、他の患者さんに待ち時間ができる原因にもなります。そのため、できる限りお越しになる際は、歯磨きをしてから来ていただけると助かります。
もちろん、お仕事や学校の都合で、歯医者に来るまでの歯磨きをするタイミングや時間がないという場合もあります。ですから、必ずしも絶対に歯磨きをしてからでなければ歯医者に行ってはいけないということではありません。
歯磨きをしてこなかったらからといって、治療をしないということもなければ、怒ったり嫌がったりする歯医者もそうはいませんのでご安心ください。あくまで歯磨きはお願いレベルです。
また、もしそれでも歯医者に来て、少し時間に余裕があれば、歯科医院内のお手洗いや洗面所で歯磨きをすることも可能な場合が多いです。
歯医者さんに着いてから歯磨きをご希望される場合は、受付に人に「歯を磨ける場所はありますか?」と尋ねてみてください。
もし、歯医者に着いてから歯を磨きたい場合、自分で歯ブラシを用意出来る場合は、それに超したことはありません。しかし、急なことで歯ブラシを持参していない場合や、コンビニやドラッグストアに寄る時間がない場合は、歯医者さんで購入したり貰ったりすることも可能です。
購入か貰えるかは、歯医者さんごとに違いますが、例えば当院では、当日歯磨き用のディスポーサブル歯ブラシをご用意しています。しかし、貰えない場合でも、多くの歯医者さんでは物販用の歯ブラシをおいていることが多いです。
ですから、歯ブラシが無いからと言って、時間がない中わざわざコンビニやドラッグストアを探し回る必要はありません。
もし、当日行く歯医者さんに歯ブラシがあるかどうか気になる場合は、予約の際に合わせて「着いてから歯磨きをしたいのですが、歯ブラシはありますか?」とあらかじめ尋ねておくと安心ですね。
初めての歯医者さんは、何かと不安になることが多いものです。「予約は?」「当日でも行っていいの?」「お金は?」など、様々な疑問が伴います。
かかりつけの歯医者さんであれば、そんな不安や疑問も少ないかもしれませんが、急なお痛みや腫れの場合は、これまで通っていた歯医者さんには行けないシチュエーションもあると思います。
そんな疑問や不安がある場合は、まずは電話で問い合わせるのが一番です。「初診ですが痛いので診てもらえますか?」「支払いはカードでも大丈夫ですか?」など、気になることはあらかじめ聞いておくことで、初めての歯医者さんでのストレスを少しでも軽減することができます。
歯医者さんにとっても、突然お越しになられたり、支払い時に希望の決済方法が使えないとあたふたするより、先に質問を頂くことがありがたい場合が多くあります。気になることは、遠慮せず通院前にご質問ください。
インターネットやスマホが発達した現在では、「WEB予約」というネットから予約ができるシステムを導入している歯医者さんもたくさんあります。当院でも、新患さんを中心としたWEB予約を導入しています。ただし、裏側を言うとWEB予約が取れるのは「新患枠」を設定している時間帯のみとなります。
というのも、WEB予約ができる多くのの歯医者さんでは、ご予約をシステムによって管理しています。予約システムは歯科医師や歯科衛生士、診療台毎に列が振り分けられ、予約が入っていないコマがあればWEB予約として利用できるというようなイメージです。
しかし、中には「実は予約は入っているが応急処置なら対応可能」な場合や、当日キャンセルなった枠などが実はある場合もあります。
これらの空き枠は、WEB予約では反映されない場合もあるため、「予約できるけどWEB予約はできない」ということもあります。
ですから、もしWEB予約が埋まっていても、お痛みがある場合や急を要する場合は、お電話にて確認することをお勧めします。
初めての歯医者さんで、一番気になるのは、やはり治療のことではないでしょうか?「いきなり歯を削られたらどうしよう」「治療は痛いのかな?」「いきなり自由診療になったりしない?」など、色々考えてしまいますよね。
確かに過去には、「歯医者に行ったら診療台座っていきなり歯を削られた」「痛いと行ってもやめてくれいない」「相談も何もなく、銀歯を詰めて終わりなった」というようなこともあったようですので、歯医者の治療について不安に思われている方が多いのも事実です。
しかし少なくとも当院では、最初に主訴をしっかりお伺いし、痛みに配慮した治療を行います。その上でお痛みや審美障害に対しては応急処置を行い、後日しっかり治療するために、どんな選択肢があるのかなどをご説明し、患者さんと相談しながら治療を進めていきます。
治療に対するご希望、ご要望、過去の治療で嫌だったことなど、しっかり相談してから治療を進めましょう。急なお痛みでもしっかり診させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
医院情報
医院名:梅田アップル歯科曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
診療情報
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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