新しい歯医者に行く際、「いくら持っていくべきなのか」お悩みになる方も多いようです。実際、メール相談でも「初診料はいくらですか?」というお問い合わせは、多く頂きます。
歯医者の初診の費用は、ほとんどの方が保険診療で受診されます。保険診療は患者様の「主訴」や「お悩み」、ごとに行う検査や処置が定められていて、行った項目に対して与えられた保険点数で算定され、その中から保険証負担割合分を窓口でお支払いいただくことになります。保険点数は1点につき10円となり、例えば100点の場合1000円ということになります。
そのため、保険診療は患者様ごとに異なりますが、3割負担の方の場合、概ね3,000円〜4,000円になることが多く、検査や処置が多い場合でも5,000円程度になります。
ちなみに、保険診療の場合消費税はかかりません。
保険診療の初診時の点数は患者様毎に異なりますが、アップル歯科で虫歯や歯周病治療でお越しになられた場合、多い算定モデルが以下のようになります(2023年12月時点)。
療法・処置 | 保険点数 | 料金 |
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初診料 | 264点 | 2,640円 |
外来環 | 23点 | 230円 |
パノラマレントゲン | 402点 | 4,020円 |
歯周基本検査(20歯以上) | 200点 | 2,000円 |
歯科疾患管理料 | 80点 | 2,00円 |
P画像(5枚) | 50点 | 500円 |
合計 | 1,019点 | 10,190円 |
名称 | 説明 |
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初診料 | 医療保険・診療報酬制度によって定められた、初めてその医療機関を利用する際に請求される診察料。 |
外来環 | 診療時の偶発症や緊急時の対応、感染症対策として医療器具や装置を整備する体制が整っている医院を受診した際の加算費用。 |
パノラマレントゲン | 歯全体のX線画像を1枚の画像に並べて撮影するレントゲン写真で、虫歯や歯周病の有無・状態、親知らずの状態、顎の骨の状態、顎関節の状態、上顎洞の状態、歯科治療歴、詰め物・被せ物の状態・歯の数など、様々な現状を調べることができるため、多くの主訴に対し用いられることが多い検査です。 |
歯周基本検査(20歯以上) | 歯周病の進行度合いを診査する検査で、歯周病の状態が目に見えて悪くない場合や、スクリーニング目的で実施される検査です。 |
歯科疾患管理料 | 継続的に治療や管理が必要な歯科疾患がある場合、月に1回算定される管理料です。 |
P画像(5枚) | 歯周病検査を実施する際に、現状の保存や指導のために撮影する口腔内写真の撮影です。 |
保険診療の負担割合は、基本的には年齢によって定められています。
6歳〜69歳までの方は3割負担、0歳〜5歳及び70歳〜74歳までは2割負担、75歳以上(後期高齢者)は1割負担となります。
ただし、70歳以上の場合でも、「現役並み所得がある(概ね年収370万円以上)」場合は3割負担となります。
その他、お子様の場合は「こども医療費助成」等が各自治体ごとにありますが、これらは自治体(市)ごとに助成の内容が異なります。詳しくは市役所や区役所のWEBサイトをご覧頂くか、直接お問い合わせください。
大阪市の場合、0歳から12歳(小学校修了)までの場合、1医療機関ごと 1日当たり最大500円(月2日限度)で、ひと月の負担額は最大2,500円となっています(院外処方箋で薬局を利用した場合の自己負担額はありません)。【2023年12月現在】
保険診療は全国どの医療機関でも、基本的には保険点数が変わることはありません。そのため、歯医者によって初診料が異なることはありませんが、診断によって点数は異なることと、歯医者毎の施設基準(設備の有無等)や届け出によって加算があったり、休日や夜間、受診者の状態等による加算が行われる場合はあります。
時間外等加算 | 標榜する診療時間以外に受診を希望した場合に請求される加算です。 |
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乳幼児・障害者加算 | 乳幼児や重い障害を持たれた患者さん等、著しく歯科治療が困難な場合に加算される項目です。 |
歯科外来環加算 | 偶発症や緊急時の対応、感染症対策など、厚生労働省が定める基準を満たす歯科医院にて加算される項目です。 |
稀に「あの歯医者は高い」というお声を耳にしますが、上記で説明したように、保険診療の場合大きく費用が変わるようなことはありません。
しかし、歯医者には保険診療の他に、保険の適用がない「自由診療」というのものがあります。保険診療は、病気や怪我に対する必要な治療が定められ、その診察(検査)や処置、投薬ごとに保険点数が割り振られており、その合計額から負担割合分を窓口で支払うシステムです。つまりこの保険で定められた診察(検査)・処置・投薬以外を希望する場合、保険適用外の治療となります。
自由診療には様々な処置や治療がありますが、例えば「見た目の改善」の治療、病気や怪我の治療ではなく「予防を目的とした治療」などが該当します。
具体的には天然の歯に近い風合いを出すセラミック治療や歯を白くするホワイトニング、歯列矯正、特別な機械や方法で行う歯の根の治療、歯が抜けたあとのインプラント治療などが代表的な自由診療となります。
歯医者を受診する場合、この自由診療を目的とする場合は、初診の際も保険が使えない場合がほとんどとなります。自由診療の治療は、医院によって費用の付け方が異なるため同じ治療でも費用が異なることがあります。
保険にするか、自由診療の治療を受けるかは、初診や治療が進む中で変えることができます。
例えば、初診は保険で受けて、歯を削る際に「セラミックにする」と決めれば、そこから自由診療による治療となります。インプラントとも、保険の入れ歯やブリッジと比較検討した上で、「インプラント治療」にすると決めて、その治療が始まった時点で自由診療となります。ですから、最初から「自由診療」で決め打ちして受診する必要はありません。
ただし、ホワイトニングや歯列矯正のように、最初から自由診療しかないものを希望される場合、初診もから保険が適用されないものもあります。お口の病気や怪我以外でお悩みの場合、ご自身の治療が保険か自由診療になるかは、ご予約の際にお問い合わせください。
また、当院の場合、インプラント治療や歯列矯正に関しては、無料相談も設けています。ホワイトニングにも初診専用のプラン「初診パック」を用意していますので、ご参考の上ご検討ください。
インプラント無料相談・矯正無料相談医院情報
医院名:梅田アップル歯科曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日 ※日曜・祝日診療は右記記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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